出版社内容情報
書き下ろし。18歳になったのを機に、押さえ込んでいた欲望をついに解放する魔性の男!! 新鋭による斬新な傑作!
内容説明
藤夫には、アメリカに駐在している両親の留守を利用して、やっておきたいことがあった。まずは、童貞を捨てること。その相手とは時間をかけて詳細な「観察メモ」を作っていた高校時代の美人女教師。ついに性の快感を知ってしまった彼はよりエスカレートし、同級生、従姉の若妻、教育実習の女子大生、同級生の母親―に迫っていく。新人作家による怒涛のデビュー作。
著者等紹介
日下忠[クサカタダシ]
1968年、静岡生まれ。『濡れた花びらたち』でデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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古本虫がさまよう
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高校を卒業。両親(父親は商社マン)は海外赴任のため日本を離れている。自分もアメリカの大学に進学予定。9月入学のため、それまで、両親不在のマンションにひとり住まい。趣味はオナニーで、年1000回とのこと。高校卒業と同時に「童貞」を捨てようと決心。その対象としてまず標的にしたのが、高校の美人女教師(国語)。その次は同級生。さらには、従姉の若妻。そして、教育実習の女子大生。そして同級生の母親と……。 美人教師を自宅に招く。その手法は、親の蔵書の「本」を利用するあたりが新鮮? ノコノコとやってきた女教師を…。2018/09/30