出版社内容情報
大火に逃げ惑う人々。
でも人の情がある限り江戸の町は負けない!
のどか屋が焼け落ちても、身ひとつ、命さえ助かれば、いくらでもやり直せる!シリーズ第12弾!
内容説明
武士を捨て江戸に出て料理人となった時吉は、女房おちよと岩本町で小料理のどか屋を営んでいる。昼飯の客で賑わう見世に、半鐘の音が飛び込んできた。火は近い。早く逃げないと大変なことになる。背に小さな倅を背負い、女房と風下に向かって逃げ出した。…と、火の粉が舞う道の端から赤子の泣き声が聞こえる。捨て子か、双子の赤子だ。放ってはおけない。
著者等紹介
倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。2008年「火盗改香坂主税 影斬り」(双葉文庫)で時代小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ううち
14
1000冊目になりました!立て続けの災難で、読んでいて辛いところもありましたが、タイトル通り負けずに頑張りを見せる江戸の人々は気持ちが良いです。次の商いも楽しみにしたい。2015/04/28
mikipon
13
火事で店を失うたびに、一回り大きくなって立ち上がる。実家が後ろ盾なので、安心していられるが、みんながそう恵まれているわけじゃないだろうなぁ。次は旅籠付きということで、新しい展開が期待できそう。2015/06/22
izw
12
のどか屋がまた焼けた。江戸では日常茶飯事なのかもしれないが亡くなった人を思いつつ復興をめざす庶民の姿には泣ける。のどか屋も新規一転、また新しい場所で店を開き、新しい人との関わりが出て、どんな展開になるのだろうか。2015/02/12
はにこ
11
またもや大事な人が2人も居なくなってしまう。それだけ火事はよく起こるものだったのだろう。長吉の好好爺ぶりが一番ほっこりさせられた。火事で失ったものも多かったけど、新しい出会いがあり、新しい店になり、新しい物語がまた始まっていくのでしょう。2020/06/27
カバン
10
大事な人たちが亡くなった大きな火事にも負けず、新たな出発をする「のどか屋」。江戸は負けない、何度でも蘇るという言葉に被災地が重なり涙がでました。2014/11/29
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