出版社内容情報
市立柏高等学校吹奏楽部の名物指導者が、自らその軌跡をたどり数々のエピソードを語る。コンクール常勝校の強さの秘密とは?
内容説明
毎年数々のコンクールで輝かしい成績を収めている市立柏高校吹奏楽部。一公立高校の吹奏楽部が短期間に飛躍し、長年強さを保ちつづけている理由を、その指導者が自ら語る。
目次
第1章 金賞が取れなくて気がついたこと
第2章 全員が主役、絶対に補欠はつくらない
第3章 地域のコミュニティとともに
第4章 音楽の感動をつきつめる
第5章 生徒たちの幸せを願って
第6章 私の教育論
著者等紹介
石田修一[イシダシュウイチ]
1954年札幌生まれ。大阪芸術大学芸術学部音楽学科(音楽学専攻)卒業。1978年、柏市立柏高等学校開校と同時に音楽科教諭として同校に赴任、吹奏楽部を創設する。現在では年間80回を超える演奏活動を行い、吹奏楽編成にハンドベルやシンセサイザー、民族楽器を導入している。全日本吹奏楽コンクールに23回出場し、金賞を12回受賞。全日本高等学校吹奏楽大会9年連続優勝。全日本高等学校選抜吹奏楽大会グランプリ受賞。その他、数々の賞を受賞し、同校吹奏楽部を強豪校に導く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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vodka
2
吹奏楽を生で聴く機会が増えてきて、ちょっと世界覗いてみようということで手に取りました。中高生向けに書かれた本なのか、ちょっと精神論多めなイメージ。とはいえあの結果を残すための努力、すごい。やっぱりなにか成し遂げるには人と違うことやるよね。とありきたりな感想ですみません。2018/09/14
さぁ
2
石田先生への疑問が解消されました。 入部当時、この部活に入れば人生バラ色だぞって言われたなぁ(笑) 市柏吹奏楽部では他人に感謝する、笑顔を絶やさない、元気な挨拶をすることを自然に教えてもらいました。強要されたことは無かったです。 本当に、入部して良かったです。 チャリティーコンサートが楽しみです。2012/12/21
Takanori Uesaka
1
全国コンクールで何度も優勝している高校の吹奏楽部。220名の部員、だが演奏できる選抜メンバーは55人。部員の心をどうやってひとつにしてきたか。何のために楽器を演奏するのか、幸せとは、感謝する心とは。大人のチームにも通じることがたくさんありました。2013/05/04
Kanan
0
やっぱり、なにかちがうなぁ。これが初めて読んだ時の感想。私の所属している吹奏楽部は私の代で金賞受賞が途絶えた。この本で自分達の練習があますぎるということに気がついた。ぜひ部員に本を読んでもらいたい。サウンドが少しでも良くなったらいいなぁ、と思う。2014/03/27
メタボン
0
☆☆★ 笑ってコラえて吹奏楽の旅で有名な「市立柏高校吹奏楽部」。関心があったので読んでみた。あいさつ・笑顔・感謝の心~当たり前だけど人間形成には欠かせないものですね。2013/02/03