出版社内容情報
南太平洋・トンガの海でとらえた鮮明な水中のザトウクジラ!
――「白ザトウ」登場!
黒っぽい部分が多い北半球の「黒ザトウ」を見慣れた我々にとって、これはとても新鮮だ。
とりわけ白っぽい子クジラのショットは出色! 沖縄美ら海水族館館長 内田詮三
どこまでも透明なトンガの海――
南半球のこの海域に、夏のあいだ子育てにくるザトウクジラたちがいる
優雅な胸びれ、迫力のアクション、愛らしい母子、滑稽な子クジラ……
水中で限りなく接近してとらえた神秘的な未知の姿
クジラたちの歌が聞こえてくる!
内容説明
どこまでも透明なトンガの海―南半球のこの海域に、夏のあいだ胆育てにくるザトウクジラたちがいる。優雅な胸びれ、迫力のアクション、愛らしい母子、滑稽な子クジラ…水中で限りなく接近してとらえた神秘的な未知の姿。クジラたちの歌が聞こえてくる。
著者等紹介
越智隆治[オチタカジ]
1965年9月2日生まれ。慶応大学卒業後、産經新聞写真報道局に在籍。在籍中に、東京写真記者協会賞、新聞協会賞などを受賞。1998年にフリーとして独立。以後、海洋哺乳類や大型魚類の撮影を中心に、世界中の海をフィールドにして活動。トンガ王国のザトウクジラは、2004年から毎年シーズン中に訪れて撮影を続けている。アンダーウォーターウエッブマガジンWEB‐LUE主宰。United Oceans代表。二児の父(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Te Quitor
13
「大きいねぇ」(幼稚な感想)。クジラの泳ぎ方は雄大で、地球最大の生き物としての迫力があります。全身が撮られている写真が多いのがこの本の魅力ですね。海の透明度が高いのか、とても鮮明にクジラを眺めることが出来ます。解説にもありますが「クジラが歌を歌う」というのは(動物好きには)有名な話・・・。実際に生で聴いてみたくなりました。2013/01/20
喪中の雨巫女。
6
《書店》鯨のダイナミックさをよくとらえた作品。2011/05/12
nutts
3
ダイナミックに生き物を撮影した映像が時折もてはやされますが、これは逆に、静止画であることのメリットを活かして、想像力の豊かさに働きかけてくる見事な一冊。クジラの生態を捉えるには足りないかもしれないけど、こんな感情表現をしているのか、とこっちが思わず錯覚してしまう、見事な構成美。2011/12/26
松子
1
ザトウクジラ好きにはたまらない写真集ですね。優雅で優しくてダイナミックで滑稽。思わず模写しました。いつか本物を見てみたい!2013/05/24
あき
0
★★★★☆