内容説明
ジェンナーは自分の人生にうんざりしていた。恋人はいるが、顔がいいだけのろくでなし。一日八時間立ちっぱなしの工場勤めも将来性はゼロ。そんなとき、何気なくコンビニで買った宝くじが彼女の人生を一変させた―七年後、大富豪となったジェンナーは、ハワイ諸島を巡るクルージングのため豪華客船に乗りこんでいた。が、突然謎の一団によって船室に監禁され、一団のボスであるケールの恋人役を演じろと脅される。はたしてケールの正体とは…!?愉快&爽快なラブ・サスペンス。
著者等紹介
ハワード,リンダ[ハワード,リンダ][Howard,Linda]
30歳のときに原稿を出版社に送ったことがきっかけでデビューを果たす。いまや全米女性からの圧倒的な支持を受ける人気作家であり、作家生活30周年を迎えた2010年現在も、故郷アラバマで精力的に執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょじょ
4
最初はよくある始まり方だったのに その後がまぁ凄い事に。やられっぱなしではいられない。愚かでもないこの主人公が好き。続けば絶対読むのに。2022/03/11
shushu
3
宝くじで巨額の富を得たヒロインが、友人とクルーズ船の初航海のチャリティクルージングに参加して事件に巻き込まれる、というお話。宝くじで得たお金で、お稽古三昧なんて、私の夢だわー。別に、彼氏も刺激もいらないけどw。この本のカバー、星がキラキラした紙を使っていて、なかなか素敵。5年前はこんな紙使っても900円もしなかったのねー、とため息。2015/11/26
たまきら
3
アメリカの高額宝くじにまつわるディテールが面白い!へえ!税金が?日本は確か無税ですよね?(無知)支払われるまでそんなに時間が?とか、破産の話とか。お金持ちにはお金持ちの苦労がある。そんな部分は面白かったです。邦訳タイトル、好きです。実は全然そうじゃない気もしますが…。2014/06/16
こえん
3
巨額の宝くじが当たった、頭と度胸が良く元気で気が強いヒロインの、人生の変わりぶりがスゴかった。もし当たったら…という超可能性の低い場合の、シミュレーションもさせてもらったし。前半は楽しくて中盤もけっこうドキドキしたんだけど、終盤はもう少し盛り上がって欲しかったというのが本当のところ…豪華客船を舞台にした企みも、ロマンスも。それと冒頭ならともかく、終盤がああだと後味はちょっと良くないなぁ。リンダ作品だと思うから点が辛くなるけど、普通には面白かった。2010/08/07
ぽんずもち三個
2
読み終わりました。この本は貰い本で「面白くない」と言われていたのですが楽しめました。前回読んだ「また一度愛して」がリンダ・ハワードぽくなくて肩透かしを食らわされた気が。 それにしても、長い長い。分厚くて手が痺れる 笑 嬉しい悲鳴なのですが。 きちんとストーリー構成されているので面白かったです。いきなり宝くじに当たったらどうしようと考えてしまう今日この頃。2018/02/08