内容説明
愛する妻を亡くして五年、忘れ形見の愛娘とともに航海の旅を続ける英国人男爵アレックは、アメリカにある造船所の経営者という男から資金提供を打診する手紙を受けとる。造船所の経営難に興味を抱いたアレックはボルティモアへと向かうが、彼を迎えたのは男装の娘ジェニーだった。男と偽り、商談を進めようとする型破りなジェニーに魅せられるアレック。一方のジェニーも、伝統と格式の国からやって来たハンサムなアレックに心奪われていくが、やがて次々と試練がふたりに襲いかかる…。
著者等紹介
コールター，キャサリン［コールター，キャサリン］［Ｃｏｕｌｔｅｒ，Ｃａｔｈｅｒｉｎｅ］
１９７８年に作家としての活動を開始。以来本格的な長編ヒストリカル・ロマンスで一躍注目を集める。８８年にＮＹタイムズのベストセラーリストに名を連ねるや、今日にわたり実に４５作品以上を同リストに送り込んでいる。夫婦ＦＢＩ捜査官が活躍する人気シリーズ『迷路』『袋小路』『土壇場』『死角』（すべて二見文庫）はいずれも全米ベストセラーとなり、世界１５カ国以上で翻訳されている。現在はカリフォルニア北部在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
15
ナイトトリロジーシリーズ③ ヒーローは当初、自分の価値感をヒロインに押し付ける暴君。ヒロインがちょっと可哀想だったな… でもヒーローの娘がとってもおませでカワイイ(＾3＾♪ この作品を明るくしてくれた(◠‿◕)2021/12/01
星落秋風五丈原
11
愛する妻を亡くして五年、忘れ形見の愛娘とともに航海の旅を続ける英国人男爵アレックは、アメリカにある造船所の経営者という男から資金提供を打診する手紙を受けとる。造船所の経営難に興味を抱いたアレックはボルティモアへと向かうが、彼を迎えたのは男装の娘ジェニーだった。男と偽り、商談を進めようとする型破りなジェニーに魅せられるアレック。一方のジェニーも、伝統と格式の国からやって来たハンサムなアレックに心奪われていくが、やがて次々と試練がふたりに襲いかかる2013/10/16
トコポニ
3
ちょっと微妙かなぁ2018/05/25
ちゃろ
3
⭐⭐⭐再読。夜シリーズ第3弾。傲慢鬼畜系ヒーロー。男尊女卑はヒーローにあるまじき行為。ま、ヒロインも男の格好したり意地はったりしてるんだけど、ヒーローの手練にすっかりやられてしまい、どーしようもない。終盤にヒーローがコロっと物分り良くなってしまい何じゃこりゃ^^;って感じでした。私はやっぱり、1作目が好きかな（≧∇≦）2014/08/20
くろうさぎ
3
一体全体、、全く傲慢。大人とは思えない卑劣な態度、レイプか？と思うようなふるまい。ヒーローじゃないじゃん！て感じですけど、、、まぁ、、それに負けじとヒロインもすごい！やんちゃを通り越したお転婆ヒロインですね、、似たもの同士なのでしょうか・・・？でも、ヒーローの口の悪さにちょっと閉口かも、、娘のかわいさに慰めを見出しつつ、、あまりにも大人な娘にちょっとかわいそうに感じちゃうかも・・・・。2010/02/13
