内容説明
セクハラ、ストーカー、痴漢冤罪、女性専用車両…男たちに襲いかかってきた未曾有のクライシス、それが「女性災害」!女たちに「婚活」させるほど、女性に消極的な「草食系男子」たち…その原因は「女性災害」の激増にアリ。
目次
第1章 ぼくたちはいま「女災社会」を生きている(「女災社会」とは何か?;女災災害1.0―セクシャルハラスメント;女災災害2.0―ストーカー;女災災害3.0―痴漢冤罪;女災災害4.0―DV冤罪)
第2章 ぼくたちは「女災社会」をどう生きているのか(女災対策の現在―リスクコミュニケーションの欠如;災害弱者―リスクマネジメントの不在;防災意識の高まり―「萌え」と「草食系男子」)
第3章 彼女たちは「女災社会」をどう生きているのか(二次女災―非婚化・少子化の本当の理由;水害―負け犬とツンデレっ娘;旱魃―801ちゃんとヤンデレっ娘)
第4章 ぼくたちはなぜ「女災社会」に生まれたのか(アニミズム―生贄としての被災者;身分制―“ウィメン・オンリー”というアパルトヘイト;女災発生のメカニズム)
終章 迫りくる「メガ女災社会」(女災災害5.0―幼児虐待冤罪;「パラダイムシフト」に向けて―「一人称性/三人称性」;THE END OF FEMALE HAZARD;ナオンの冬)
著者等紹介
兵頭新児[ヒョウドウシンジ]
アキバ系フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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らむり
21
とても興味深い内容でした。男は加害者、女は被害者。そういう世の中なんですよね。2019/04/19
タク
3
「女性災害」とやらについて書かれたチラ裏本/女尊男卑社会などこの世にただの一度も実現したことがないので、前提がおかしいし、二見書房もなんでこんな本の出版に協力してんのって感じ2014/04/20
kthk arm
2
2024年71冊目。乱暴ではありますが、過剰に自己主張が叫ばれる時代だし、こういう考え方があってもいいと思う。2024/06/30
Akio Kudo
2
★ フェミニズムの行き過ぎに警鐘を鳴らすという画期的な内容に期待したが、本として成立していない。文学を汚すスタイルで内容の吟味すら意味がない2021/05/03
ぽん教授(非実在系)
2
出版するのが早すぎた予言本。粗削りながら論点は大概出尽くしていると思われた。とはいえ時間が経過し変化した部分はあるので、増補版が欲しい。2020/09/26