内容説明
事件は鵜飼兵馬が大川で武士の斬殺体を見つけた事から始まった。時に十一代将軍に家斉が就任。幕政一新を掲げる松平定信が老中主座となり、田沼意次は失脚。その波紋は天下に及び、御庭番宰領の兵馬はどん底生活に転落した最中の出来事であった。男の身許は?なぜ斬られたのか?権力の顎は兵馬を呑み込み…。
著者等紹介
大久保智弘[オオクボトモヒロ]
1947年、長野県に生まれる。立教大学卒業後、都立高校で教鞭をとる。『水の砦―福島正則最後の闘い』で、第5回時代小説大賞を受賞し文壇デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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