Artist by Artist<br> フィンセント・ファン・ゴッホの思い出

個数:

Artist by Artist
フィンセント・ファン・ゴッホの思い出

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月11日 01時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A6判/ページ数 216p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784487813247
  • NDC分類 723.359
  • Cコード C0071

内容説明

多くの傑作と伝説を残した画家ファン・ゴッホ。彼の画業と生活を支えた弟、テオの妻であるヨーが、義兄フィンセントのあまりにも人間的な生涯を描く。

目次

はじめに―「ありふれた画家」としてのファン・ゴッホ(林卓行)
解説(マーティン・ゲイフォード)
フィンセント・ファン・ゴッホの思い出(ヨー・ファン・ゴッホ=ボンゲル)
掲載作品一覧

著者等紹介

ファン・ゴッホ=ボンゲル,ヨー[ファンゴッホボンゲル,ヨー] [van Gogh‐Bonger,Jo]
1862年生まれ。教師、翻訳家、社会活動家。フィンセントの弟で画商テオの妻。兄弟の死後、フィンセントの回顧展を開催するなど、画業を世に広めるように尽力し、世界的な評価の高まりに寄与する。また、フィンセントとテオの間で交わされた膨大な書簡を整理し、1914年にオランダ語で書簡集を出版。1925年死去

ゲイフォード,マーティン[ゲイフォード,マーティン] [Gayford,Martin]
作家、美術批評家。ケンブリッジ大学で哲学を、ロンドン大学コートールド美術研究所で美術史を修める

林卓行[ハヤシタカユキ]
美術批評家・美術理論研究、東京藝術大学芸術学科准教授。1969年生まれ。東京藝術大学卒業後、同大学院博士後期課程単位修得退学。専攻は現代芸術論、ミニマル・アート/ミニマリスム

吉川真理子[ヨシカワマリコ]
翻訳家・英語教育者。1971年生まれ。10代前半を米国ロスアンジェルスで過ごす。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、通訳、翻訳、英語講師などに従事する。現在は、てらこや式英語教育リングエドを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田あや

86
ゴッホの人生を自らの人生を賭して支えた弟テオの奥さんである、ヨーによる兄弟の回顧録。テオを通して知った兄の過去や夫の背後から垣間見た苦悩であるため、ゴッホの心情の本質は想像の域と思える部分も散見されるが、家族しか知り得ない兄弟の葛藤と愛情が時系列に沿って読むことができる。遺伝的気質からのフィンセントの気難しさや性質は一歩引いた義理であるが故に客観的で、本人や弟では書けない(書かれない)側面を読むことができるのも興味深かった。(⇒)2020/11/21

彼岸花

28
ヨー(ゴッホの弟テオの妻)の手記。文庫本のようなコンパクトサイズだが、重厚な内容だった。多数の絵が掲載されており、冒頭の「糸杉」にまず目を奪われた。ヨーはゴッホと3度の出会いでしかないが、まるで伝記のような筆致に驚かされる。おそらく兄弟の膨大で濃密な往復書簡から、ゴッホという一人の人間を探究し続けたのだろう。生涯において孤独と窮乏に苛まれながらも、彼の芸術愛が信仰に匹敵するほどであったことは誉れ高い。人生が重荷だった兄の死後も支えるように、隣で眠る弟。二人は今どのような言葉を交わしているのだろうか。2021/09/10

けいご

24
ゴッホを世界に広めた立役者の一人であるテオの妻ヨーが綴った1冊。フィンセントとテオが亡くなった後、何故ヨーはフィンセントの絵を廃棄せずに世界に広めようと思ったのか?その原動力は何だったのか?その謎を知りたくて手にとりました★ヨーがゴッホの人生の面白い部分を抜粋して一つの物語に仕上げた事で商品価値が生まれて行ったんだろうな〜。ヨーがフィンセントの絵を世界に広げようと思った動機までは迫ってなかったところは残念!二人が亡くなった後に残されたヨー自身のその後のストーリーが知りたかった...。2021/07/07

退院した雨巫女。

15
《私-図書館》義妹が語るゴッホ。売れなくて、迷惑かけられっぱなしでも、作品を残したから、私達が、作品を鑑賞できる。ありがたや!2023/10/13

チャー

10
弟テオの妻であるヨーの視点からゴッホの思い出を綴った本。間近で見ていた家族が記した詳細な記述は大変興味深く、作中に描かれている描写からは精神的に様々な苦難に遭遇したゴッホの様子が窺い知れる。一方で、周りの家族や友人たちが様々な形で手を差し伸べるにも関わらず、一向に明瞭な改善の兆しが見えない状況は歯痒くも感じた。氏が生み出した絵画は力強い想い訴えるものがあるが、その由縁となる氏が体験した様々な出来事を少し知ることができた。良い作品の背景にはそれを創った人の強い感情が存在する事を改めて感じた。2020/09/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15093457
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品