内容説明
8年前の夏、マッケナ一家は多くの困難をのりこえ、父親と十代の三姉妹で世界一周ヨットレースに優勝する。そして現在、ケイトをはじめ三姉妹は故郷の島でそれぞれ堅実に生きていた。今年もまたヨットレースが近づき町が浮き足立つなか、マッケナ一家の後日譚を取材しに、ジャーナリストのタイラーがケイトの書店にやってくる。8年前の栄光の影にはある秘密が隠されていたのだ。たがいに暗い過去を抱えながらも惹かれあう二人…。やがて嵐の海で明らかになる真相とは。
著者等紹介
フリーシー,バーバラ[フリーシー,バーバラ][Freethy,Barbara]
カリフォルニアで生まれ、サンタ・バーバラのカリフォルニア大学を卒業。広報の仕事を数年続けたのち、結婚。第2子をみごもっているときに、最初のロマンス小説を書き上げる。『その愛に守られて』で1997年度のRITA賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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romance_holic
3
あちらにもこちらにも秘密。家族の関係も考えさせられ、深みのある作品です。背景描写もすばらしく、そこにいるように感じられました。 ロマンスもあり、重要な要素になりますが、熱いものをお探しの方には向かないかも。誰にでもお勧めできる作品ではありませんが、タイトルと内容がピタッとはまって、読み応えのある1冊でした。個人的には大満足。2009/05/05
カサブランカ
0
32010/11/14
くろうさぎ
0
すごい設定ですよね・・。昔の栄光にしがみつきたいお父さん。婚約者を亡くした長女。恋人から離れてた次女。年の離れた男とつきあう三女?そこに現れた謎の男。なんだかちょっと納得できない終わり方かな。もっと責められろタイラー!って感じ2009/05/20
MOMO
0
とにかく、父ちゃんが子供のままというか・・・過去の栄光にしがみつき、娘との約束なんてこれッぽっちも守ろうとしない、困った酔いどれ親爺なもんで、苦労しまくりのケイトちゃん。おまけに妹達の心配までして・・・お姉ちゃんは大変だわな・・・ところでさぁ、タイラー君、きみもあんまり誉められたもんじゃぁ無いわな・・・確かにケイトちゃん達はとんでもない秘密を抱え込んでたけどさぁ、だからって、あんたが彼女を欺いてたことや、勝手に領収書盗んだことがチャラになるとは思っちゃぁおるまい?2009/07/21