内容説明
民営化を論ずる前に知っておきたい世界の郵便事情。
目次
世界の郵便市場を展望する―グローバルな競争時代へ
雨が降ろうと、それが雪になろうと―アメリカの郵便改革(1)
白い粉の戦慄・バイオテロ事件―アメリカの郵便改革(2)
バイオテロ事件・それから―アメリカの郵便改革(3)
郵便の明日を見据えて―アメリカの郵便改革(4)
ロイヤルメールとコンシグニア―イギリスの郵便改革(1)
ロイヤルメールの再建請負人―イギリスの郵便改革(2)
競争時代を迎える英国の郵便―イギリスの郵便改革(3)
郵便改革の旗手・TPG―オランダの郵便改革
ドイツポスト・世界制覇への道―ドイツの郵便改革(1)
ポストバンクをなぜ復活させたのか―ドイツの郵便改革(2)
公社で民営の果実を獲る―カナダポストの選択
スウェーデンポストの選択―スウェーデンの郵便改革
凍結された民営化―ニュージーランド・キウィ銀行の創設
郵便会社・CASAの破産―アルゼンチンの郵便改革
民営化とはなにか―あとがきに代えて
著者等紹介
星野興爾[ホシノコウジ]
1939年東京都生まれ。1962年株式会社逓信文化社に入社、記者として郵政省・電電公社を取材、月刊「逓信文化」の編集発行。1966年逓信文化社社長。郵政・電気通信関連の専門図書、事業史等の出版に携わる。ほかに「逓信協会雑誌」などに執筆。現在、逓信文化社社長、郵便文化史、自然科学史研究、ポスタルレポーター
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