内容説明
元禄十二年(生類憐みの令)の下、日本橋伊勢町で犬が斬殺された。犯人は不明だが現場に残された崑崙山の根付―仙台藩探索方五城組のそれは印だった。一体、何者の仕業?いかなる意図が?危地に立たされた仙台伊達家と藩士・影山流抜刀術の達人望月彦四郎。さらに事件が続き、藩と彦四郎を追い詰めはじめた。
著者等紹介
武田櫂太郎[タケダカイタロウ]
1956年宮城県生まれ法政大学社会学部卒業。新人物往来社入社。『歴史読本』他、雑誌・単行本の編集を経て歴史ライターとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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moonanddai
2
次第に雲行きが怪しくなってきました。仙台藩をめぐる(まだ明らかになってはいませんが)大きな陰謀を背景に、その周辺で事件が頻発します。宝蔵院流槍術との対決、つい「バガボンド」を思い浮かべました。あれもすごかったけれど、柴田錬三郎にもすごいのがありますよ。(一時期はまったことがありますW)それにしても「多生丸」はかわいそうだった…。人間の陰謀に利用されてしまったのですから。あれは(はっきりとは書いてありませんが)ダルメシアンだったのでしょう。2016/01/26
一五
0
辰吾 出番少なめ。彦四郎は藩主の弟から、よい刀貰って、剣客としては嬉しいだろうなぁ2018/08/13
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