内容説明
ベスはニューヨーク市近郊の地方新聞社で働く取材記者。暴力犯罪、麻薬密売など新聞ネタには事欠かなかったが、人生になにか物足りなさを感じていた。そんなある日の帰宅途中、暴漢に襲われあわやレイプされそうに。あくる夜、今度は二メートル近い大男が部屋に侵入してくる。サングラスをかけ全身にレザーをまとった謎の男ラスに恐怖を覚えながらも、不思議と心は惹かれていった。そして男に出生の秘密を告げられ、ベスの人生は一変する…全米ナンバーワン・ロマンス初登場。
著者等紹介
ウォード,J.R.[ウォード,J.R.][Ward,J.R.]
ロー・スクールを卒業後、ボストンの健康センターや国内の医療センターにチーフ・スタッフとして長年勤める。そのかたわら、ロマンス小説を書きつづけ、2005年に発表した『黒き戦士の恋人』が全米で空前の大ベストセラーとなる。現在は夫とアメリカ南部に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
73
貴族的な相貌にムスクの薫り。強靭な肉体を黒のレザーに包み、殺戮者のオーラを放つ。300年の長きにわたって復讐の女神とダンスし続ける盲目の〈ヴァンパイアの王〉ラス。彼が率いる〈黒い剣兄弟団〉は、夜の帳で生きる吸血鬼たちの守護者。数世紀もの間、魂を抜かれたヴァンパイアハンター〈殲滅者〉たちと死闘を繰り広げている。ラスは、死んだ同志から人間の女性との間に生まれた娘ベスを託される。ニューヨーク近郊の地方新聞社で記者として働く彼女は、ラスにとっては〈運命の恋人〉だった。パラノーマルロマンスの傑作シリーズの第一弾。2015/02/04
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
35
貴族的な相貌にムスクの薫り。強靭な肉体を黒のレザーに包み、殺戮者のオーラを放つ。300年の長きにわたって復讐の女神とダンスし続ける盲目の〈ヴァンパイアの王〉ラス。彼が率いる〈黒い剣兄弟団〉は、夜の帳で生きる吸血鬼たちの守護者。数世紀もの間、魂を抜かれたヴァンパイアハンター〈殲滅者〉たちと死闘を繰り広げている。ラスは、死んだ同志から人間の女性との間に生まれた娘ベスを託される。ニューヨーク近郊の地方新聞社で記者として働く彼女は、ラスにとっては〈運命の恋人〉だった。〈読メ登録前に読了〉2012/12/15
miyu
31
ヒストリカルには早々に挫折したが、このシリーズは面白い!パラノーマル相性よいかも。確かにエロはある。それも初っ端から見知らぬ怪しいマッチョ男にヒロインが欲情するという(リアルなら殺されるぞゴラァ)しかし作者ウォードの独特の世界観がきちんと確立されている上に出てくる人物は誰もが魅力的(除・レッサー)幕開けはヴァンパイア王の血筋のラス様と由緒あるハーフのベス。個人的には次作以降の伏線を自ら背負って出てくる他の戦士たちの方に俄然興味をそそられたから、この二人がバカップル状態(笑)で熱々でもあまり燃えなかった。2016/11/04
ち~
28
《ブラック・ダガー》シリーズ1作目。ヴァンパイアと、彼らを根絶しようとするオメガ率いるレッサー達との戦いを軸にしたストーリー。緻密に考えられた世界観がスゴイ!レッサー達と戦うブラック・ダガー兄弟団のリーダー・ラスは孤独を好む荒々しい男。死んだ仲間の、人間との間の娘ベスの“遷移”を見守るだけのつもりが恋に落ち、非常に温かみのある人(じゃなくてヴァンパイア)となっていく。ベスもまた、とんでもなく天真爛漫なのが好印象。オメガ側がとことん悪として書かれているので、横道に逸れることなく兄弟達に集中できるのが◎!2018/09/12
rokoroko
20
年末で片づけてた本を本棚に戻すときある本が読みたくなった。もちろん題名忘れてる。キーワードは黒と騎士(戦士)だ。で昨日から読んでたけどこれもハズレ。吸血鬼のヒーローじゃないか!こんなの持ってたのか。でもヒロインが(怖い。見知らぬ)人とやむえないで結婚というのは同じ。題名設定類似が多すぎと言いながら読んでしまっている。2022/01/07
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