二見文庫
新恐怖の百物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784576061269
  • NDC分類 147
  • Cコード C0195

内容説明

番組収録中にTVスタジオで異変が続出したと話題になった、伝説の霊体験告白番組が新たにスタートした。その凄い中身を活字化。

目次

第1章 身の毛もよだつ戦慄の出来事(???…七人の子供たちに十五本の手!;フランス人形「ユキちゃん」のしわざ ほか)
第2章 日常を切り裂く恐怖体験(いわくつきの超格安な中古車;「これ、お清めの塩やから、舐めとき」 ほか)
第3章 冥界へのミステリー・スポット(肝試しにもってこいと噂の病院の廃墟;「魔のトンネル」で遊んだばっかりに ほか)
第4章 怨霊が蠢く魔の世界(ロケ先の古宿の押し入れのなかに…;修学旅行の名所から憑いてきた霊 ほか)
第5章 霊魂の叫びが聞こえる(お内裏さまの祟り;天井にニョロニョロと蠢くものたち ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

128
テレビでの視聴者によるシンプルな語りの怪談番組がファンの熱い要望に応えて十年以上振りに復活した企画の活字化本ですね。生放送の本番中のスタジオで頻発する怪異というのは素人の出演者の方が憑依した霊を連れて来たという事なのでしょうね。恨みというか自己顕示欲が強い霊も中にはいそうな気がしますね。七人の子供たちなのに15本の手が見えて残りの一本は老婆みたいに皺だらけだった話。駅の線路から足首を掴んで引っ張り電車で轢き殺そうとする髪の長い女の幽霊の話。林間学校の恐怖では、私はあやつり人形、四人を連れて行く!猫が来る!2020/03/31

chatnoir

9
2006年の本...にしては、古風かな。霊の自己主張が強くて見た人が非常に怖がっている描写が多い。猫を轢いちゃう話は嫌な話だった。人はもちろん、動物も轢きたくないな。運転には改めて気を付けよう。そして、怪異を一緒に耐えてくれる黒猫のクロベエ。私も夜中に一人で怪談を読んで平気だったのは猫がそばにいたからだと気が付いた。そばに居てくれるだけでものすごく安心だったなぁ。2017/05/17

ドント

1
トイレの一番奥の個室に閉じこもったら、入り口手前から個室を叩く音が……というよくある流れなのに、ドアの上を見ても誰もいなかった!よかった!で終わる話があって変化球やな、と思った。一番良かったのは一番最初の手が1本多いやつであろう。火鉢に当たる子供たちが一斉に手を上げるなど、映像的でおもしろい。2018/06/29

Doughnut

1
傾向と対策2016/07/02

akatuki

1
怖い話ばかりでとてもよかった。2014/07/28

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