内容説明
１９８５年、南部の穏やかな田舎町。郡庁舎の広場にタイムカプセルが埋められた。開封予定は百年後。が、わずか二十年後に、カプセルは何者かに掘り返され、同じ夜に弁護士が槍で突き殺された。郡の捜査官ノックスは、殺害現場でＦＢＩのニキータと鉢合わせるが、次の瞬間、何者かに狙撃される。幸い銃弾は命中しなかったものの、ニキータの奇妙な言動に不審を抱いたノックスは、彼女を監視しながら、事件の捜査を進めていくが…。女王リンダ・ハワードの新境地。
著者等紹介
ハワード，リンダ［ハワード，リンダ］［Ｈｏｗａｒｄ，Ｌｉｎｄａ］
全米女性からの圧倒的な支持を誇る人気作家。ニューヨークタイムズのベストセラー・リストの常連でもある。現在、アラバマ州在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるかず
3
私の好みでないタイムトラベル。ストーリー上、タイムトラベルの部分ではやはり楽しめなかったです。でも、最後まで読みました。その原動力は！ ノックス・デイヴィス！ ノックスがいいんですよ～♪ 疑問を抱けば問わずにはおれない、追求せずにはおれない、あっけらかんとして、表裏のない、みんなに愛されるノックス♪♪ 彼のハッピーエンドを見たくて、読み続けたようなものです♪ そして最後に、涙がぽろりのエピローグ、素敵でした♪2014/09/15
りり
2
★★★★☆読みたいタイプのタイムトリップではなくてあまり気は進まなかったけど、よかった。レベッカにシンクロする？と想像したら思わず唸った。ルースも取り戻したい一心で、二百年経っても親の愛は不変なものであることに変わりなく、エピローグにジワッとしてホッとした。元々のタイムカプセルに戻る構成もよかった。初めに戻るストーリーは好き。小道具や時代設定、ニキータの秘密といい、やっぱり読ませてくれるわ。表紙の色使い◎原題は「Killing Time」これのほうがしっくりくる2015/08/25
しゅえ
1
タイムトラベルもの。タイトルがこれで、導入があれなら、展開はこうなってそうなって結末はこうだな！と思ったまんまの話だった。邦題違う方がよかったんじゃないかな。2018/02/23
みか
1
二十年前に埋められたタイムカプセルが何者かに掘り起こされ、同じ夜に弁護士が槍で突き殺される事件が起きた。主任捜査官であるノックス（ヒーロー）とＦＢＩの捜査官ニキータ（ヒロイン）。タイムトラベルをしてきたニキータは、未来ならではの問題を抱えていて、考えさせられる。それでもリンダのリーローは、懐が大きくて全てを包んでくれる、ゆるぎない強さがあるのです。リンダのヒーローは、ステキだなぁ。2012/07/20
mum
0
話の確信に迫るまでが長いよ。人を殺してまで、お金や特許が欲しかった？ハイテク機械やタイムトラベル等々使っている割りには、内容が薄い。2016/02/26
