内容説明
猛暑のニューヨーク、二人の医師が相次ぎ謎の焼死を遂げた。被害者はともに消防士の障害年金を審査するかつての担当医。ほどなく市に届いたパイプラインの爆破予告と二つ事件とのあいだに何らかの繁がりがあることが判明する。ジョージアは親友であるNYPDの刑事コニーに情報提供を求めるが、その矢先、コニーが大量の血痕を残して失踪。さらに彼女の部屋で返り血を浴び逮捕されたのは予想外の人物だった!“女性火災捜査官ジョージア・スキーアン”シリーズ第二弾。ワシントン・アーヴィング・ブック・アワード受賞。
著者等紹介
チェイズン,スザンヌ[チェイズン,スザンヌ][Chazin,Suzanne]
ニューヨーク生まれ。ジャーナリストとして18年間に渡り『ニューヨーク・タイムズ』など多くの媒体に寄稿。『リーダーズ・ダイジェスト』ではシニアエディターを務め、様々な社会派記事で高い評価を受け、賞も獲得している。異例のハードカバーデビューとなった『火炎捜査官』(二見文庫刊)と『欺く炎』がともにワシントン・アーヴィング・ブック・アワードを受賞。現職のFDNY高官である夫とニューヨークで暮らし、執筆活動の傍らマンハッタンのニュースクール大学で教鞭をとっている
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感想・レビュー
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あつぼう
1
【火災捜査官】で読者を虜にした女性火災捜査官ジョージア・スキーアン、シリーズ第2弾を遂に読みました。前作以上にスリリングで奥が深くなってます。事件を通してジョージアの成長やマレンコとの関係など本当に充実した内容でした。最後にこの小説にもあった通り、パイプラインの上で生活してるグリーンポイントの人々って凄いと思います。テロでここが狙われたらどうするんやろうって考えてしまいました。2005/01/05
hina
0
前作『火災捜査官』を上回るサスペンス。これはすごい!2015/08/15
みーふぃ
0
なかなか オモシロかった記憶あり 火災について勉強になる。