内容説明
サンデーサイレンス後継馬を模索する生産者、小栗孝一と怪物オグリキャップの十年愛、生殖能力喪失のサクラユタカオーを救え…人と馬、その強固な結びつきを描いた競馬ノンフィクション。
目次
第1章 ニュージーランド競馬紀行―第九回JC馬・ホーリックスの物語
第2章 騎手がムチを置く時―東信二、五二九一鞍の物語
第3章 家族牧場、二人三脚のダービー挑戦―京野夫妻とミツルリュウホウの物語
第4章 受胎ゼロからの再出発―サクラユタカオーと彼を見守る人々の物語
第5章 生産者として、さらには経営者として―元証券マンとユーワファルコンの物語
第6章 がんばれ!ホッカイドウ競馬―“存続”を目指す地方競馬の物語
第7章 サンデーサイレンス亡き後の種牡馬地図―新しい道を模索する馬産地の物語
第8章 熱を帯びた記憶―小栗孝一と怪物オグリキャップの物語
最終章 三度怒った競馬の神様―わが友とバブルガムフェロー、サイレンススズカの物語
著者等紹介
河村清明[カワムラキヨアキ]
1962年、山口県宇部市生まれ。北海道大学文学部を卒業後、リクルートに入社、情報誌の編集などに携わる。同社を退社した96年に「優駿エッセイ賞」を受賞。その後、競馬関連のルポルタージュを書き始める。東京都府中市在住
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