内容説明
ある日、アル・カーイダを率いるアブ・ハシムから、米国大統領に、湾岸に駐留する全米軍の完全撤退と、米国だけでなく世界各国に囚われている仲間の解放を要求する脅迫状が届いた。期限は7日、要求が完全に満たされなかった場合、ワシントンは致死性神経ガスによって巨大な墓場と化すことになっていた。大統領をはじめ米政府上層部は対応に苦慮するが、ワシントン周辺にあるはずの凶器を探し出し、実行犯を捕らえようと秘密裡に大規模な捜索を開始する。
著者等紹介
ミード,グレン[ミード,グレン][Meade,Glenn]
ダブリン在住。海軍勤務の後、電子工学を学ぶ。フリーのジャーナリスト、パイロット養成の仕事等に従事した後、現在は作家として活躍している。1994年に『ブランデンブルクの誓約』で作家デビュー。第2作の『雪の狼』が世界各国でベストセラーとなり、一躍脚光を浴びる
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