内容説明
最先端の脳科学で画期的な研究成果を発表しつづける川島教授が、英子夫人とともに四人の子供たちを育てるなかで確認した、子供の脳を育て学力をのばすハウツー・エッセイ。
目次
序章 最先端「脳」科学を「子育て」に活かそう
第1章 「音読」と「計算」が脳を活発にはたらかせる(脳科学と教育をつなげる研究―脳のはたらきが画像化されるまで;「音読」と「黙読」とでは脳内のシステムがちがう ほか)
第2章 よい脳をつくる家庭学習のしかた(家庭学習では効率よく脳をはたらかせよう;効率よく脳をはたらかせるための環境づくり)
第3章 成長しつづける「脳」にバランスのよい刺激を(脳の誕生と発達から「よい育てかた」を探ろう;父と母がになう役割の偉大さを自覚しよう ほか)
第4章 脳と心の成長の跡をたどる―川島ファミリーの記録から(育った環境と脳の発育には深いつながりがある;人生の転機と息子たちへの子育て方針の転換)
著者等紹介
川島隆太[カワシマリュウタ]
1959年、千葉市に生まれる。県立千葉南高等学校卒業。東北大学医学部卒業。同大学院医学研究科修了。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学助手、講師を経て、現在、東北大学未来科学技術共同研究センター教授。医学博士。脳のどの部分にどのような機能があるのかを調べる「ブレインイメージング研究」の、日本における第一人者
川島英子[カワシマヒデコ]
1960年、千葉市に生まれる。県立千葉南高等学校卒業。東京歯科大学歯科衛生士専門学校卒業。四人の子供の母。川島隆太の妻
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