内容説明
夫の大統領亡き後もファースト・レディの役目を務めなければならなかったニーリーは、つかのまの自由を求めてホワイト・ハウスを脱け出す。放浪の旅の途中で、ジャーナリストのマット、生意気盛りのルーシー、彼女の妹の赤ん坊と出会い、一行はおんぼろモーター・ホームで西への旅を始める。たがいに身分を偽り秘密を抱いたままの旅だったが、やがてニーリーは反発しながらも無骨な魅力に溢れるマットに惹かれていく…RITA賞受賞の傑作ロマンス小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
eko
10
夫に先立たれホワイトハウスを脱け出したファーストレディーが真の自分と人生を勝ち取るまでのお話。でもしっかりロマンス...最後のマットの告白にグッときた。主役の2人もさることながら脇を固める子ども達がイイ!疑似家族が過ごす1週間はまるでロードムービーの様に脳裏に焼きつきました。女性が指揮する合衆国、見てみたいものです。翻ロマファンはファーストハズバンドに注目♪(^з^)SEPぶっ続けで4冊読んだけどハズレなしで満足!2016/07/25
harutamano
9
うーむ子どもたちの扱いがひどい。ロマンスに邪魔だ!ってこんなあからさまにするヒーローなかなかいねえよー!ヒロインもわりとアレでアレだ。先の話があるの分かってるから頑張って読む…2023/04/01
アネム
6
今、毎日のようにトランプ大統領のニュースを見ているので、ヒロインの理想とする大統領像が素晴らしく思えました。とっても良かったです。2017/02/28
trink
6
おっ、今回もヒーローの怒涛の挽回シーンきたぞ〜!とワクワク読んでたはずが途中から泣いてました。いい…。登場人物ひとりひとりの描写がいい。舞台設定がいい。SEPはいい!2016/06/29
たまきら
5
この著者の、実在の人物をちょこちょこおりまぜるところが好きです。「いま、バーバラ・ブッシュと話してて…」とか。アメリカのその時その時の空気が表現されているところが面白いです。おもしろかった。強い女子、バンザイ!2014/05/09