著者等紹介
バウアー,ユッタ[バウアー,ユッタ][Bauer,Jutta]
1955年、ドイツ北部の街ハンブルクに生まれる。ハンブルク造形大学を卒業後、教科書や子供の本のイラストを手がける。7年にわたり女性誌「ブリギッテ」に連載したマンガで好評を博し、絵本作家としての道を歩みはじめる。彼女の作品は何か国語にも翻訳され、いまやヨーロッパを代表する絵本作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サルビア
12
羊のセルマに幸せとはと尋ねてみると、その答えは毎日普通に暮らしている事、日々の暮らしの事でした。毎日同じでも、繰り返しでも、そこに幸せを見いだす事なのかもしれない。2018/01/17
nyanco
5
幸せの意味。もっとお金があろうが、もっと時間があろうが、そんなこと変わりゃしない…。羊のセルマの答えはいつも一緒。読み返して気づいたのはラストのページのセルマの寝ているポーズ。ああ…。作品のアイデアは作者がラジオで聞いた、何を聞いても同じ答えを繰り返す老婆のインタビュー。そのままであることが幸せであるようになりたいです。あれこれと欲深くてはダメなんですね…。2009/11/14
読み人知らず
2
ここに幸せの形があります。 2007/12/26
雪待
1
「あなたはそのままでいて」と言われた事を思い出した。幸福を得る上で、必ずしも変わる事が必要だという事はないのだ。2014/08/06