内容説明
その美貌とは裏腹に、引退した老判事の執事兼ボディガードとして仕事に身を捧ぐセーラ。彼女の存在がメディアの注目を集めた矢先、判事が何者かによって殺害される。容疑者は第一発見者のセーラ。彼女を信じる刑事カーヒルは必死の捜査を試みるが、やがて同様の事件が。一体誰が、なぜ!?すべてがセーラを指し示すかに見えたが、その裏でほくそ笑む歪んだ欲望、そして狂気のシナリオに気づく者は誰もいなかった…ロマンティック・サスペンスの真打ち登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
eko
22
久しぶりにリンダ先生♪ヒーローいいねー刑事でセクシーでタフで面白くて離婚で傷ついてる為に最初はツンだけど出会いから実はヒロインにメロメロでサイコーだね!心とカラダの相性もバッチリじゃーん!(ストリップレスリングいやらしすぎて笑えた)と思ってたら...後半でオイオイオイオイそこはセーラを信じるとこでしょ怒!ってなったよね。セーラと共に泣きたくなったよ。犯人キモかった。でもすごく面白かった!またリンダ作品続けて読んでみよう♪2018/09/02
だむ
9
面白くはあったんだけど夢中にはなれなかったかなー。ヒロインは軍人一家で育ち射撃も体術もお手の物らしいけどその設定をイマイチ活かしきれていない気がした。二度目の殺人事件の時にヒーローがヒロインを疑ったことや、そのことに深く傷つきながらもすぐに寝ちゃうヒロインにも何だかなぁーだった。でも2人のホットシーンには結構ドキドキ。ストリップレスリングにはニマニマした(¯///¯)2019/12/15
眞墨
5
(再読)確かに美しい執事兼ボディーガードが欲しくなる気持ちはわかる…けどストーカーは気持ち悪い!! 元判事のおじいちゃん良かったのに…(涙) カーヒルがセーラの尋問途中に吐いたのが泣かせる…ヒーローが精神的に参るという珍しい(かな?)話。日本語タイトルがラストで、なるほど、な使われ方。2013/05/19
まるかず
5
リンダ作品にしては珍しく、出会ったその瞬間から情熱的に燃え上がる!! といった感じではありませんでしたが、互いへの心情を奥深く描写しているところについては、変わりありませんでした♪ 執事兼ボディガードとして、危険に備え常に体を鍛えているセーラ。そんな彼女が一途に愛したカーヒル。一番そばにいて欲しかった時、絆と信頼関係を深めたはずの彼は、セーラのそばに来てはくれなかった……。この時のセーラとカーヒルの心情が、双方ともに実に切ないんです。にも関わらず、私のお気に入りの場面です♪♪2010/12/05
みか
4
妻との離婚から女性を信じ切れない刑事のカーヒル(ヒーロー)と執事兼ボディーガードとして働くセーラ(ヒロイン)。セーラが自立した大人の女性で、最初から格好良かった。カーヒルはリンダのヒーローにしては、セーラに対して慎重だったので新鮮な感じでした。でももちろん、二人の心情は丁寧な文章で表現されているので理解でき、面白かったです。2011/09/28




