内容説明
実話だから何度読んでも身の毛がよだつ!いちばん怖いと評判の「ナムコ・ナンジャタウン怖い話コンテスト」が今年も一冊になった。呪われた古い鏡台/四号車の客/T坂にさまよう受刑者の怨念/おばあちゃんの奇妙なテレビ/夜な夜な女子寮を襲う怪異/七階建て大病院、戦慄のエレベーター/一年三組、四十四番めの机/四国一周貧乏旅行、恐怖の古宿/精神科閉鎖病棟の怪/森林公園の心霊写真/首吊り自殺の現場―など、超怖い怪談実話46作品を収録。
目次
第1章 亡者がひそむ魔の境界域
第2章 忍び寄る異界の訪問者
第3章 戦慄のミステリー・スポット
第4章 冥界への扉は開かれた
第5章 闇にうずくまる霊魂の恐怖
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
132
表カバーをめくると「この本を夜中に読むとき、ひとりではページを開かないで!」と書かれていますが「それは非常に実行が難しいですよ」と突っ込みたくなりましたね。十一歳年下の20代嫁と結婚して幸せだった男が不幸に突き落とされる話で、妻が夫にこのマンションが建つ前の土地に住んでいたお婆さんの霊が出て来て今でも自分の家だと思い込んでいると話す。やがて婆さんは妻に憑依し「出て行け!グワーッ」と叫んで包丁で夫に襲い掛かる。「ワシはおまえらを追い出すまでやめんのじゃ!」の怖ろしい声に引っ越すが結局二人は離婚してしまう話。2020/05/05