内容説明
本書は、裁判の実例にあらわれた保証契約のトラブルの解決事例・保証人側が勝訴した事例を中心にして、一般の市民の方々が読みやすいように構成したものです。保証人になることは、大きな損失・被害をこうむることはあっても、得をすることは何ひとつとしてありません。そのことを理解していただいたうえで、現実にトラブルが起こってしまったときに、本書を参考にしてください。
目次
第1章 なった覚えがない保証人にされたとき
第2章 だまされて保証人にされたとき
第3章 保証人をおりたいとき
第4章 怖い取立てへの対応方法
第5章 身元保証人はどのような責任を負うのか
第6章 マンション、車のローン、リース契約、手形などの保証人
第7章 保証人として肩代わり支払いしたお金を取り戻す方法
第8章 弁護士会や裁判所を活用して解決する
著者等紹介
石田武臣[イシダタケオミ]
1943年11月東京・板橋区で生まれる。62年3月早稲田高校卒業。65年10月司法試験合格。66年3月東京大学法学部を3年で中退し、司法研修所へ入所。68年4月東京弁護士会に弁護士登録。76年3月東京都豊島区で友人と共に「東池袋法律事務所」を開設して主催、現在に至る
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