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出版社内容情報
「世界に求められる才能、私にはそれがないんだから」漫画家になる夢に挫折し、漫然とした日々を過ごす野山アカリ。学生時代の親友・海辺ナギサが漫画家として大成していく姿を眺めながら、"才能"という言葉で自分を納得させ続けていたが…。二人の少女が抱く強い憧憬と燻る心、その先の輝きを圧巻の筆致で描き出す青春譚。特別読切『夜のケモノ』も同時収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろねこ文学
7
才能とか環境とかに恵まれず、人生追い詰められたり投げやりになったりした主人公が、前向きに人生のリスタートをするお話。2作品の短編集だけど、どっちもポジティブな気持ちになれるさわやかな読後感。「才能がない」は、極限まで努力した人だけが言ってよいことばだな~、明日からまたがんばるか~って、元気でた。2025/05/25
緑虫@漫画
1
★★☆ 才能ある幼馴染を追いかける漫画化志望の人のお話。ザ・作者の半径3メートルの話なんだが、この類の作品が面白くなるかならないかは作中にもあるように糧を「昇華」できるかが大きくて、本作ではそれがうまくできていないように映る。比べる必要はないのだがこの粗筋だとどうしても「ルックバック」が基準作として頭に浮かんでしまい、藤本タツキは才能あんな〜と改めて思わされた。2025/01/04
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