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出版社内容情報
「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督が、西岸良平のもうひとつのライフワークを実写映画化。2017年12月9日公開「DESTINY 鎌倉ものがたり」のストーリーに取り上げられた19の傑作エピソードをコミックス2冊に収録。あっと驚く謎解き、目を見張る幻想、心を揺さぶる感動、そして無類のユーモア。古都・鎌倉を舞台に、推理作家の一色正和と妻の亜紀子が繰り広げるミステリー＆ファンタジー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あん
53
映画を観て原作に興味がわいたのですが、巻数が多くて断念したところ、このエピソード集を偶然見つけてレンタルしました。映画で引用されたエピソードを抜粋した作品集です。全体を通して流れる、暖かい雰囲気と懐かしい風景に、昭和の良き時代が蘇って来る気がしました。2018/01/05
リッツ
24
映画のエピソード集ってことで確かめずに買ったら殆ど既読だった。でも面白かった。あの土地ならではの想像が膨らむ楽しくてしんみりとくる物語。数えるほどしか行ったことがない鎌倉が懐かしく思い出された。また行きたいなぁ。2020/06/22
Miyoshi Hirotaka
22
ヨーロッパでは千年以上のキリスト教文明と民族移動、産業革命でフォークロアの多くが消滅、散逸したのに対し、わが国では、比較的遅くまでいたるところに往古の痕跡が残っていた。これらを収集し、民俗学を確立したのが柳田国男と折口信夫。おかげで、妖怪と人間が共生する世界や生者と死者の自由な往来など、科学的な視点では愚昧とされる世界観が学問として成立。これは、一色先生の祖父世代の出来事。一方、結婚は相手、家系、住む土地とそこに住む妖怪や魔物を受け入れること。古都鎌倉を舞台に年の差結婚で結ばれた新妻の奮闘が初々しい。2018/02/24
ゆずぽん
19
映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」の元になったお話をまとめた原作エピソード集。感想は下巻で～2017/12/20
Koichiro Minematsu
15
コミック本は読んでないし、映画化されると知って、キャストがなるほどで、こちらの上下本だけでも読みたくなった。ミーハーなんで(笑) でも、面白い。鎌倉という舞台がまた、良い。今でも行ったら何かありそう。2018/01/05
