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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobuko Hashimoto
19
上息子の大学がモデルになっているという映画の原作、それも作曲科とか現代音楽が主題!というのでオンデマンドで購入。面白い! あくまでモデルであってフィクションなのだけど、京都の景色は忠実だし、登場人物も本当にいそうな造形で、サークル活動や演奏会なんかもリアルでニヤニヤ。映画にはモデルとなった京都市芸大が全面的に協力し、劇中の曲も作曲専攻の在学生や卒業生がたくさん作ったらしい。「現代音楽研究会」も発足したそう(笑) ただし、1巻の取材協力には京芸関係者はいなさそう? つづきも楽しみ♪2021/09/30
エル・トポ
11
うわー!スっごく面白い!3か月くらい前にbook off online で纏めて買って、いままで積んでいた事を激しく後悔!現代音楽の作曲を扱った物って初めて読んだ。京都が舞台というのも◎。南禅寺の琵琶湖疏水の裏のお庭、大好きなんですよ。名前忘れてた。無鄰菴、ですね。この面白さは言葉では表せない!映画は見てないけど、この音楽を実際に表現できたとは思えない。2023/05/20
bluemint
8
マエストロに続いて読みはじめてしまった。またまた面白い。今度は現代音楽。超有名なケージの「4分33秒」をこれほど音楽以外で説明したものに出会ったことがない。欄外の虚実入り乱れた解説がたのしい。京都無鄰庵の水の流れる庭がとても気になる。2018/11/19
ぐうぐう
6
最高におもしろい! さそうあきらの最新作は、京都を舞台に現代音楽を描く。さそうあきらの漫画は、どこかひねくれた設定であることが多いが、描かれていることは、とても真っ直ぐだったりする。今回もそうだ。若者達の馬鹿馬鹿しさと現代音楽の自由さが素直に重なる。成就しない恋を描いたワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルテ』から始まったとされる現代音楽が、主人公の片想いをせつなく奏でる。それにしても、京都という街には、若者がとてもよく似合う。2011/08/23
Susumu Kobayashi
4
さそうあきらは『マエストロ』と『神童』を読んで面白かったが、他にも音楽ものを描いていたとは知らなかった。漆原朔は京都芸術大学美術学部に入学したにもかかわらず、ひょんなことから現代音楽研究会で演奏に引っ張り出され、音楽系の学生との交流を深める。朔は作曲界の大御所貴志野龍の私生児で、嫡男の兄大成が上の学年にいた。アオカンこと青野の曲を歌う歌手を捜していて、浪花凪という女子学生と出会う。先が楽しみだ。2024/01/09
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