モンスター文庫 隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた〈４〉

荒三水【著】

双葉社（2021/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 309p／高さ 16cm
• 商品コード 9784575752939
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

夏休みのひと悶着も解決し、いよいよ新学期。文化祭も控えるなか、唯李の黒歴史のような過去を知る「萌絵」が転校してきて――。漫才のような会話劇が面白いネット発ラブコメ、思いが絡まる第四弾！

内容説明

慶太郎の妹・小夜の勘違いから生まれた夏休みの騒動もひと段落し、新学期が訪れる。悠己と唯李のクラスにも転校生・藤橋萌絵がやってきたが、萌絵が唯李の黒歴史（小学生）時代を知る元同級生と判明し、またも波乱が起きそうな予感！さらには萌絵が前の学校で『隣の席キラー』と呼ばれていたと言い始めて！？ネット発必笑ラブコメ、第四弾！書き下ろし短編「お友達」を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

夏休みのひと悶着も解決し、いよいよ新学期。文化祭も控えるなか、唯李の黒歴史のような過去を知っている藤橋萌絵が転校してくる第四弾。さして仲良くもなかったはずなのにぐいぐい唯李に絡んでくる萌絵。萌絵のような姿を意識していたことに気づき、自らが下位互換ではないかと自信喪失する唯李が、隣の席キラー勝負や文化祭絡みなど萌絵に振り回される展開でしたけど、萌絵もまたいろいろと抱えてきた苦い過去があったりで、ぶつかりあった末にこれから仲良くなれる可能性も見えてきましたかね…唯李と悠己の距離感も気になるところではあります。

2021/06/29

[T]

夏休みの騒動がひと段落し、訪れた新学期。悠己と唯李のクラスに転校生・藤橋萌絵がやってくる。どうやら彼女は、唯李の小学生時代を知っているようで・・・。新たな波乱が巻き起こる学園ラブコメ、第4弾。唯李と萌絵にスポットを当てた今巻。そのため、悠己と唯李のテンポのいい漫才はいつもより少なめだった印象でしたが、唯李と萌絵の関係性の変化や文化祭での悠己と唯李のやりとりなど、今回も面白かったです。悠己の心情含め、今後の二人の距離感の変化が楽しみです。

2021/07/01

[ぽな]

気弱だった幼少期のトラウマを知る転校生萌絵登場のすれ違い漫才ラブコメ第4弾。唯李からすると自信の過去を知る子がいきなり現れやたら馴れ慣れしくしてるためひたすら挙動不審で面白い。そこにいつもの感じでツッコミを入れるゆっきー総帥。安定の大元帥と総帥の掛け合いである。文化祭なども描かれ表紙のハチマキタコメイドの暴れっぷりも草。悠己の唯李に対する思いもわかったので後少し…なのかなｗ？今後の萌絵はすでにリーオーがいるから今後のキャラ立ちはちょっと弱そう。次回はくるみかな？二人ともみぞれ先生イラスト最高です（8/10

2021/07/02

[真白優樹]

夏休みの一悶着も乗り切り、文化祭が迫る中、唯季の過去を知る友達、萌絵が転校してくる今巻。―――絡まる思いと届かぬ手、その先に一体何が待つ。偽物と本物、文化祭を舞台に唯季と萌絵が望まぬ対決を繰り広げる巻であり、彼女を見つめる悠己の中に一つの思いが浮かび上がる、少しずつ何かが確かに変わり、踏み出す為の準備が整っていく巻である。見つけた太陽、見出した月。果たしてこの先、悠己と唯季の関係は何処へと進んでいくのか。文化祭の先に待っているであろう冬、そこにどんなイベントが待っているのか。 次巻も須らく期待である。

2021/07/06

[sao]

読了。 捻りハチマキメイド。 今回も面白かったです。 二人の会話は読んでて楽しい。

2021/07/05