出版社内容情報
映画字幕翻訳の第一人者、戸田奈津子が語る自伝ノンフィクション。戦争体験、長い下積み、ハリウッドスターとの華やかな交友…。人生のほとんどを“映画=夢”に捧げ、現在も走り続けるスーパーウーマン。昨年通訳引退を宣言したが、「トップガン マーヴェリック」も手掛け、まだまだ現役。これまで語られることのなかった素顔とは?2014年に刊行された単行本に加筆修正を加え、待望の文庫化。
内容説明
映画字幕翻訳の第一人者、戸田奈津子。生後まもなく戦争で父を亡くし、ずっと母娘二人三脚で生き抜いてきた。戦争に翻弄された少女時代、激動の昭和に映画を追い続けた青春時代、字幕翻訳者になる夢を諦めずに努力した20年にも及ぶアルバイト時代、40歳を超えてから夢を掴み年間50本もの字幕翻訳をこなした洋画黄金時代…。人生のほとんどを“映画=夢”に捧げて独身を貫き、大好きな映画とともに生きた彼女、多くのハリウッドセレブ達との華やかな交遊録も交えながら、その波乱万丈な人生に迫る自伝的エッセイ。
目次
Prologue 通訳引退 トム・クルーズ
1 生い立ち 戦争 学生時代
2 就職 アルバイト コッポラ監督との出会い
3 字幕翻訳 通訳 セレブとの交流
4 旅行 グルメ
5 戸田奈津子×金子裕子“対談”
著者等紹介
戸田奈津子[トダナツコ]
映画字幕翻訳者。東京都出身。津田塾大学卒業後、生命保険会社に就職するも1年ほどで退社。翻訳や通訳などのアルバイト生活を続けながら映画字幕翻訳者を目指した。『地獄の黙示録』(1979年)で本格的に字幕翻訳デビュー。以後、数々の映画字幕を担当し、ハリウッドスターとの親交も厚い
金子裕子[カネコユウコ]
映画ライター。栃木県出身。女性誌を中心に、多くの媒体で映画紹介やインタビュー記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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