内容説明
買い物って性格が出ます。まめでマジメな著者は、性能をよーく調べます。少しでもお得なショップをこれでもかと探します。果たしてその結果は…!?「買って大正解!」は爽快で、「なかったことにしたい…」は他人にはかなり可笑しい。結局どちらに転んでも、読者にとってはおもしろい。巻末では「あの品は今」をご報告。そこには時間が経たねばわからぬ評価が。雑誌連載で大好評の、愉快なお買い物エッセイ!
目次
皮むきグローブ
ネットオークション
日除けアームカバー
スープメーカー
通販のジャケット
服ブラシ
宿の予約サイト
宮付ベッド
ユニクロのデニムレギンス
ホットカーラー〔ほか〕
著者等紹介
岸本葉子[キシモトヨウコ]
1961年神奈川県鎌倉市生まれ。エッセイスト。東京大学卒業後、保険会社勤務を経て、中国に留学。2003年、自らの闘病を綴った『がんから始まる』が大きな反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
21
シリーズ第2弾。はっきり書いてあって楽しい。あとがきでその後が、文庫あとがきでさらにその後が分かるのも。2018/10/22
rin
6
★★★…軽〜く読めるエッセイ。買い物って日常的にしていることだけれど、とても難しい。同じような商品が溢れる中でどこを重要視して、どこを妥協するのか。よくよく考えて、コレだ!と思って買ったはずなのにお蔵入りの品は数知れず。欠点に目を瞑りつつ仕方なく使っている品もちらほら。本当に心の底から気に入って、尚且つ値段も機能も納得という品には中々出会え無いのが悲しいところ。次こそは!と思いながら今日も買い物をする。2015/09/06
nyanlay
5
何となく時代小説とかミステリーとかの合間に、もしくは移動のお供によさそうな感じがして、まさしく本日バスの移動にぴったりでした。内容的には10年くらい前なので、商品はあまり気を惹かれることはなかったけど、一生懸命商品について調べて、納得してから購入って姿勢が好感持てました。2019/10/09
夏月
4
ますます、モノを買うという事に対する行動に拍車がかかって面白い。って言うか、勉強になります。もっとちゃんとモノに向き合わなきゃなぁ、と反省させられる2014/11/23
timeturner
4
いやあもう、これ書いてるの自分じゃないかと錯覚するくらい、思い当ることばかり次から次へと。「ああ、ある、ある」のオンパレード。2014/10/21