双葉文庫<br> 銀幕おもいで話

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双葉文庫
銀幕おもいで話

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  • サイズ 文庫判/ページ数 198p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575714012
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0195

内容説明

東映元社長・高岩淡氏が綴る、昭和の映画界を彩った銀幕スターたちとの思い出。高倉健、萬屋錦之介、鶴田浩二、藤純子、松坂慶子、仲代達矢、夏目雅子…日本映画界を力強く牽引してきた彼らを、進行役、プロデューサーとして近くで見続けてきた高岩氏だからこそ知る、珠玉のエピソードの数々。

目次

第1章 高倉健―義理と人情
第2章 萬屋錦之介―純真すぎたスター
第3章 鶴田浩二―演技を超えた演技
第4章 藤純子―確執と絆
第5章 深作欣二―破天荒な時代
第6章 松坂慶子―情熱の女
第7章 仲代達矢―究極の役者魂

著者等紹介

高岩淡[タカイワタン]
1930年福岡県生まれ。九州大学経済学部卒。54年東映に入社。京都撮影所で製作管理・進行に携わる。71年取締役京都撮影所長。78年常務。86年専務を経て、93年に社長に就任。02年会長。06年相談役。日本アカデミー賞協会会長、東映京都スタジオ社長、東映音楽出版社長、東映ビデオ社長、東映アニメーション取締役なども歴任した。自らも数々の映画をプロデュースしたほか、東映太奏映画村の開設なども手がけた。12年に東映のすべての役職を退き、現在、東映京都撮影所に程近い嵯峨嵐山に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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厩戸皇子そっくりおじさん・寺

47
著者の高岩淡は表紙にあるように元東映社長。おまけに『火宅の人』壇一雄の異父弟である。彼の映画スター列伝風自伝である。紹介されているのは高倉健・萬屋錦之介・鶴田浩二・藤純子・深作欣二・松坂慶子・仲代達矢だが、合間合間に数々の有名人が登場。出て来る人達が濃いので、柔らかいですます調が多少緩和している。いいのかな?というエピソードが多く面白い。紀宮様が東映映画村で銭形平次の十手を買い、「私がシナリオを書いて、おじいちゃんに主役をやらせて遊ぶの」と言った話に驚く。昭和天皇が孫に銭形平次ごっこをやらされていたとは。2015/12/08

シブ吉

34
東映京都撮影所の所長を経て東映の社長も務めた筆者が、58年の長い映画人生の中で出会った数々の映画人たち。中でも思い出に残る七人とのエピソードを綴った一冊。高倉健、萬屋錦之介、鶴田浩二、藤純子、深作欣二、松坂慶子、仲代達矢・・・七人との映画製作現場での裏話と、その人となりが垣間見れとても楽しめました。特に印象に残ったのは、同学年の「高倉健さん」とのエピソード。すべての役職から退く日の前日、映画「あなたへ」の試写を観て感動した筆者が、健さんへ送った手紙。その送り手と受け手の心の交流にジーンときました。2013/09/22

雨巫女。@新潮部

8
《私-図書館》映画撮影で、出会った名優や関係者のエピソードが面白い。毎日楽しそうだね。2014/02/12

司行方

2
東映京都撮影所長、社長、会長を務めた高岩淡の回想録。 基本的にホワイトな話しかない。しかし、『仁義なき戦い』のモデルとなった美能氏の晩年の話などにはホロリとさせられる。 でもそろそろ、東京から観た東映史が読みたくなってきたんだよな。2014/02/19

しんたろう

1
東映映画の撮影裏話や、いろいろなスターとのエピソードが魅力的で、本書で紹介されている映画を観たくなりました。

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