内容説明
沖縄でロングベストセラーとなり、日本全国に「沖縄オバァ」旋風を巻き起こした『沖縄オバァ烈伝』の続編。老いてなおパワフルな沖縄のおばぁちゃんたちの極楽人生術を、尊敬と愛情の気持ちを込めてユーモラスに描いたルポエッセイ。
目次
第1章 オバァは今日もやらかしていた
第2章 沖縄のオバァは深化していた
第3章 オバァ、あなたは正しかった
第4章 ご当地名物オバァ、ここに登場
第5章 炸裂するオバァお笑いバトル
第6章 こうして「オバァ」はつくられる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紡ぎ猫
12
ずっと前に読んだ沖縄オバァ列伝の続編。前回に続きこれも超面白かった。思わず吹き出してしまうエピソード満載。私の沖縄出身の友だちの30年後を読んでいるような、いかにもという面白いオバアが続々登場。沖縄の人の長生きの秘訣が分かったような。それにしても、こんなに面白くて我が道を行くオバァが、あの過酷な太平洋戦争を経験したんだと思うと、これもまたびっくり。2015/11/01
Machida Hiroshi
8
本書は、沖縄オバァ列伝の続編という形になっていますが、別にどちらを先に読んでも大丈夫で、それぞれに沖縄オバァの可愛くもしたたかなエピソード満載で面白いです。昨今、流石に戦中派のオバァは見かけなくなりましたが、アメリカ占領時代のオバァはまだまだ沢山いますから、敗戦・占領の苦しさを知っているはずなのに、あるいは、知っているからこそなのかな、沖縄のオバァは本当に底抜けに明るく、元気で、強く、優しく、ちょっとズルいところもあり、凄いです。2018/02/12
二人娘の父
6
シリーズものを、なぜか続編(2巻以降)から読み始めてしまう事があるのだが、本書もそうであった。今ではすでに昔話になりつつある、「沖縄のオバァ」。賛否あるが、読まずには語れない。2024/07/06
seya
2
寒い!沖縄に、行きたい!2014/02/16
Fukushima Miho
2
オバァ、おもろいし、強いわあ。沖縄の歴史や独特な風習などが散りばめられていて、読み終わると、ウチナーグチを覚えた気になってしまった。私はどこにマブイを落としたんだろか?2013/06/29