内容説明
ジャズの第一人者!?稀代のトランペッター!?いや、そんな陳腐なフレーズでくくりきれるものではない。マイルスの音楽はマイルスというジャンルとしか言いようのないスケールを持つ。「マイルス以外聴く必要がない」と説く著者の絶妙な筆致が冴え渡る、今世紀最高のマイルス世界完全ガイドブック。
目次
40年代―First Miles~At Carnegie Hall,X‐mas’49
50年代―Birdland Days~Sketches Of Spain
60年代―En Concert Avec Europe 1~Big Fun
70年代―Jack Johnson~Unknown Sessions Vol.1
80年代―The Man With The Horn~Miles In Paris
90年代―King Of Trumpets~Live Around The World
コンピレーション―The Early Years~The Complete Bitches Brew Sessions
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
べっか
1
入門用ではない。マイルスを聴きまくってる人が読む本。
saladin
0
別段マイルスに思い入れはないので、古本で見つけた本書を(と書くとファンの方に怒られるだろうが)。きっちり聴くのは『Kind Of Blue』くらいだなぁ。2015/05/23
どくたあ
0
文庫になった「マイルスを聴け!」はいつも持ち歩いてマイルスのブートレグをCDショップで探すとき便利だった。最新刊はVersion8になっているからそろそろ買い換えようかな。中山氏のトリッキーな文章はジャズ本の書き手としては一番面白いかも!(^^)!2003/10/20