内容説明
既存の堅苦しいことわざや標語は時代に合わないものばかり。そこで作られたのが、ひろさちや流のことわざ。「二度でやめとけ、無駄な努力」「嘘つきは愛情のはじまり」「未練残さずさっさと逃げよ」など、心が温かくラクになる生き方、考え方が凝縮された一冊。世間体なんて何も気にすることなく、もっと自由にのびのび生きたくなることウケアイ。
目次
明日はいつでも明るい日
嘘つきは愛情のはじまり
デタラメなのがほとけさま
礼儀知らずのマナー上手
日にち薬をお忘れなく
すべての道は老婆に通ず
二度でやめとけ、無駄な努力
ならぬ堪忍、せぬが堪忍
心はころころ縁次第
どうせ駄目なら、三兎を追え〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シルク
3
ことわざや格言を、仏教をベースとした著者の人生哲学で大幅に言い換えたもの。「デタラメなのがほとけさま」など、ユーモアもあり、読むと堅苦しく感じてた社会生活が少し楽になる。2021/11/15
わ!
0
この本は、ひろさちやさんの本の中でも、極めて仏教色の少ない…ある意味、エッセイのような内容で綴られた本である。だいたい、ひろさちやさんの本は、たとえ仏教哲学を紐解く本であっても、庶民的感覚で読みやすく、なおかつ良くわかる内容のものが多い。では、ひろさちやさんの本が仏教に対して、深く触れていないのかと云えば、そんなこともなく、なんだか道草・寄り道のような内容の話が多いにもかかわらず、結果的には仏教の真髄を捕らえいるような内容で諭される。2010/04/08