出版社内容情報
思いがけぬ伊勢への寄り道を経て、ようやく京の都にたどり着いた小泉屋新兵衛たちへっぽこ一行。縁談を保留したまま旅に出てなかなか帰らない新兵衛にしびれを切らしているであろう両親のことを考えると、目的を果たした後は急ぎ足で江戸に戻るべきなのだが、行きと同じ道をただ戻るのはつまらないと感じた新兵衛は、ある考えに思い至り……。旅は道連れ世は情け、笑いあり涙ありの大人気時代シリーズ第五弾!
【目次】
内容説明
長い寄り道を経て、ようやく目的地である京にたどり着いた小泉屋新兵衛らへっぽこご一行。雅な京の町を堪能した新兵衛だが、江戸で帰りを待ちわびる両親たちの顔が脳裏を過り、帰途につくことに。行きと同じ道程ではつまらぬと中山道を使うことにするが、良くも悪くも様々な巡りあわせに恵まれる男たち。醒井宿では人殺しの相談をする女の二人連れに遭遇し、意図せず巻き込まれることになり…。旅は道連れ世は情け、大人気時代小説シリーズ第五弾!
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年熊本県生まれ。脚本家、放送作家などを経て、94年に作家デビュー。冒険小説、ハードボイルドを皮切りに、近年は時代小説に力を注いでいる。2020年、「隠密船頭」シリーズが第9回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しんごろ
133
ついに京に辿り着き折り返し。江戸への帰りは、中山道を選ぶことにしたへっぽこ御一行。いつものように、いろいろ巻き込まれる。巻き込まれるのはいつものことだけど、新兵衛は実家の店の将来のことを考えながら旅してる。なんだかんだで商売人なんだよな。稲妻の剣の腕に疑問を持ちつつも、稲妻の人の思う優しさに感心し、和助のここ一番の行動力、勘の鋭さに一目置いたり、洞察力がすごい。一方、江戸では新兵衛の結婚話は、お菊が破談に向けて悪あがき。どうなるかな。ラストは何だか続きが気になる終わり方。早く次作を読みてえ!2026/03/22
タイ子
72
第5弾。新兵衛、稲妻、和助の三人は現在京都にて滞在中。よく遊び、よく学び(学んだ?))そろそろ出立をして江戸に向かわねば。中山道を選んだ3人はまたまた訳ありの人たちと出会うことで、お節介を焼いてしまうのである。「木曽路は全て山の中である」と後年有名作家が描いた通り、時代は違えどやはり山の中。和助の愚痴も聞きながら、用心棒稲妻のへっぽこぶりに冷や汗たらり。ある宿で人殺しの相談をする母娘に利用される3人の話が面白い。一方江戸では新兵衛の結婚話も停滞気味。家族の待つ江戸に無事帰ることができるのか。つづく~。2026/03/20
asky0084
0
★★★☆☆2026/04/06
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