双葉文庫<br> 殺し屋の的―口入屋用心棒〈50〉

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双葉文庫
殺し屋の的―口入屋用心棒〈50〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575671889
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

心中騒ぎが起きた白山権現へと急ぐ南町同心樺山富士太郎と中間の珠吉と伊助は、その道すがら、かつて無辜の民から金を巻き上げ、世間から蛇蝎の如く嫌われていた元岡っ引の津之助と遭遇する。すると翌朝、妾と暮らしていた駒込の一軒家で津之助が無残な姿で発見された。一方、日暮里の秀士館では、名も知らぬ老人につきまとわれて思い悩む源六のため、師範代の湯瀬直之進が一肌脱ごうとしていた。道場一の有望株に執着する老人とは何者なのか、そして津之助が殺された真の理由とは!? 書き下ろし大人気シリーズ第五十弾!

内容説明

心中騒ぎが起きた白山権現へと急ぐ南町同心樺山富士太郎と中間の珠吉と伊助は、その道すがら、かつて無辜の民から金を巻き上げ、世間から蛇蝎の如く嫌われていた元岡っ引の津之助と遭遇する。すると翌朝、妾と暮らしていた駒込の一軒家で津之助が無残な姿で発見された。一方、日暮里の秀士館では、名も知らぬ老人につきまとわれて思い悩む源六のため、師範代の湯瀬直之進が一肌脱ごうとしていた。道場一の有望株に執着する老人とは何者なのか、そして津之助が殺された真の理由とは!?書き下ろし大人気シリーズ第五十弾!

著者等紹介

鈴木英治[スズキエイジ]
1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。99年、『駿府に吹く風』(刊行に際して『義元謀殺』に改題)で第一回角川春樹小説賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひさか

24
2024年1月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ50作目。巻末に載った著者あとがきが面白い。いっとき不調?と心配した回もありましたが、鈴木さん順調そうでなによりです。残り頁が僅かでも完結しちゃうという展開もなきにしもあらずなので、続くのか?と心配しながら読み進めましたが、あとがきにもあるように、来月も刊行とかで、あちゃーとなりましたが、それはそれで楽しみが増えて嬉しいです。虚無僧が不気味です。2024/01/31

ぶんぶん

20
【図書館】久々の新刊が図書館にあったので借りて来た。 50巻目という事もあり、登場人物紹介にページを割いている。 こう、長丁場では「口入屋用心棒」は、もはやサブタイトルでしかない。 岡っ引き・珠吉の話に終始する、皆から嫌われていた、津之介殺しを追うがようとして掴めない。 後半になり直之進との絡みも感じられるが、次号に続く。 鈴木英治は何処へ向かっているのだろう。 口入屋用心棒の世界は変わってしまった。2024/03/26

Abercrombie

5
嫌われ者の元岡っ引き殺しを追う同心・富士太郎、ではなく、その中間・珠吉を主役に据えた巻。ストーリー自体はごく普通の探索モノだが、元岡っ引きが善行を施していたとか、短気からいきなり男妾を殺す隠居とか、いくらなんでも強引すぎるだろう殺し屋の正体とか、唐突すぎるストーリー展開には違和感が深まる一方。2024/02/05

わたしは元気

3
次回に続く なのですね。 待ち遠しい。2024/03/20

goodchoice

2
ついに50巻か〜。読み始めた頃は少し違和感を感じていたが、巻を重ねるごとにそういうものもなくなり、筋立ての良さにあっという間に読了となった。50巻目もこれまでに劣らぬできで、巻末の著者あとがきにあるように、100巻目指して頑張って欲しい。一読者として応援します。2024/02/20

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