出版社内容情報
不承不承、隠密廻り同心を拝命することになった裄沢広二郎は、吉原の面番所に赴き、立ち番に就いていた。ひょんなことから年季明けを目前に控えた二分女郎・狭衣と言葉を交わすようになった裄沢は、吉原を出たら幼馴染みと所帯を持つと語る狭衣の明るい気性を好もしく思っていた。そんな折、半籬の遊女屋で客の金品を盗む枕探し(泥棒)が現れる。泥棒はすぐに捕まったものの、被害に遭った遊女屋が狭衣のいる梶木屋だと知り、裄沢は妙な胸騒ぎを覚えるが――。人気の書き下ろし痛快時代小説、第九弾。
内容説明
捕り違えに端を発し欠員が生じた廻り方の穴を埋めるため、隠密廻りを拝命した裄沢広二郎は、吉原面番所で立ち番に就く日々を送っていた。ひょんなことから年季明けを目前に控えた遊女・狭衣と言葉を交わすようになった裄沢は、吉原を出たら幼馴染みと所帯を持つと語る狭衣の明るい気性を好もしく思っていた。そんな折、半籬の遊女屋で泥棒騒ぎが出来る。泥棒はすぐに捕まったものの、被害に遭った遊女屋が狭衣のいる梶木屋だと知り、裄沢は妙な胸騒ぎを覚える―。書き下ろし痛快時代小説、人気シリーズ第九弾。
著者等紹介
芝村凉也[シバムラリョウヤ]
1961年宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。二十数年のサラリーマン生活を経て著述活動に入る。2011年「返り忠兵衛 江戸見聞」シリーズにてデビュー。重厚な筆致と優れた人物描写で話題となり、大きな注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
ニッキー
coldsurgeon
kmzwrs5781
マサオ-