出版社内容情報
今年は卯年で、卯之吉祭り! ドラマ原作三カ月連続刊行最終巻!! 利根川の爆発に巻き込まれた美鈴は記憶を無くし、濱島与右衛門のもとで洗脳されていた。心配して探す卯之吉らが見つけられないわけである。その濱島率いる世直し衆は次第に追い込まれていた。一味に荷担していた北町奉行所同心・笹月文吾は惚れた女のために大金をせしめて、江戸から逃亡しようとするも、待っていたのは意外な結末だった……。ついに累計100万部を突破した大人気シリーズ、痛快極まる最新刊!
内容説明
爆発に巻き込まれ、美鈴は記憶を失っていた。濱島与右衛門はそれを利用して敵は卯之吉だと思い込ませ、美鈴を世直し衆の剣客として手元に置く。皆で捜しても見つからないわけである。世直し衆を操り、謀略を企む尾張藩附家老・坂井は浪費で更に幕府を弱体化させるため、将軍の日光社参を推し進める。それに対抗し、上様に翻意を促すのは老中・甘利とまさかの卯之吉!?後がない世直し衆は大金を運ぶ三国屋を襲う。「三国屋ッ、覚悟!」美鈴が卯之吉に刀を振り上げたそのとき…。ドラマ『大富豪同心 参』の終盤に当たる原作本!
著者等紹介
幡大介[バンダイスケ]
1968年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。テレビ局嘱託職員、CM制作会社に勤務。95年、文筆業に転じフリーライターとして活躍。2008年「天下御免の信十郎」シリーズ(二見時代小説文庫)で時代小説作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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