出版社内容情報
北町奉行所の与力森山平内とのエレキテルをめぐる因縁はひとまずの決着を迎えた。しばらく抱えていた懸念ごとがなくなり、束の間の平穏が訪れたかと思った矢先、桃太郎に好意を寄せる芸者の蟹丸の次兄が何者かに殺されたとの不穏な報せが届く。大人気時代小説シリーズ第六弾!
内容説明
元目付の愛坂桃太郎と、北町奉行所の与力森山平内との、エレキテルをめぐる奇妙な因縁は、ひとまずの決着を迎えた。しばらく抱えていた心配ごとがなくなり、束の間の平穏が訪れたかに思えた矢先、桃太郎に好意を寄せる新人芸者の蟹丸から、次兄が何者かに殺されてしまったとの不穏な報せが届く。悲嘆にくれる蟹丸のため、桃太郎はことの真相をあきらかにするべく調べを始めるのだが…。孫を背負って悪を斬る、大人気時代小説シリーズ、第六弾!
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年生まれ。93年に『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞を受賞し、デビュー。2015年に『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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