双葉文庫<br> 訣別の旗幟―おれは一万石

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双葉文庫
訣別の旗幟―おれは一万石

  • 千野 隆司【著】
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  • 双葉社(2020/07発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575670103
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

武士が民の頂に君臨せねばならぬという松平定信の施政に疑問を抱きつつも協力してきた尾張徳川家一門だが、尊号事件を契機に定信政権との訣別を決める。正国の奏者番辞任で一門の意を示そうとしたが、定信は正国を不祥事を理由の解任へと追い込もうとする……。好評・書き下ろし時代小説、第13弾!

内容説明

武士はつねに民の頂に君臨せねばならぬという松平定信に疑問を抱きつつも協力してきた尾張徳川家一門だが、ある施策を契機に定信政権との訣別を決める。正国の奏者番辞任で一門の意を示そうとしたが、定信に近い一派は正国を不祥事を理由の解任へと追い込もうとする。陰謀を阻止すべく正紀は動いた!好評・書き下ろし時代小説、第十三弾!

著者等紹介

千野隆司[チノタカシ]
1951年東京生まれ。國學院大學文学部卒。出版社勤務を経て中学校教諭となる。1990年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。捕物帖での新人賞受賞は極めて困難と言われている中での快挙だった。『おれは一万石』シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やま

98
おれは一万石13作目 2020.07発行。字の大きさは…小。 美濃今尾藩竹腰家の次男の正紀は、天明6年(1786年)下総高岡藩井上家1万石に婿入りし妻・京と一緒に世子として、藩主・井上正国と共に苦しい藩財政をやり繰りしていく物語です。 此度は、藩主・正国が、1年務めた奏者番を病気を理由に尾張徳川家の意向で辞任する。辞任を止めようとする老中首座・松平定信の意向を忖度して、定信の親戚で旗本・園枝仁之丞が高岡藩を貶めようと動くが……。🌿続く→2020/09/06

baba

34
光格天皇が父君に尊号を贈りたいと幕府に諮り、反対される。父に「大御所」を贈りたい将軍家斉と溝を生む定信。尾張は、定信と線を引こうと決断し、高岡藩も従わざるを得ず、正紀も義父正国も巻き込まれる。今までの悪人と違い、政の陰謀が図られる。正紀と京の会話、生まれたばかりの娘を溺愛する姿に癒される。2020/12/17

はにこ

24
幕府の政治問題に巻き込まれる高岡藩。正国って今まであんまりスポットが当たってなかったけど、しっかりとした信念を持っていて好感が持てた。藩を守ろうとする正紀に適切な助言をする京。実は一番の参謀かもしれない。妻の上から目線な言い方に未だイラッとしている正紀が微笑ましい。2021/01/30

ツン

10
ついに将軍を出すことのなかったものの、御三家筆頭の尾張徳川家。その先鋒のようなポジションの正国が(少しですけど)フィーチャーされた作品。正国が好きになりました。2020/09/27

qoop

8
シリーズ13巻。政争に巻き込まれた小藩の内憂外患。小事から大事へと悪辣な仕掛けが増大していく構図はありがちと言えるものだが、本作で今まであったろうか? 新鮮に感じた。スリリングな展開が終盤の活劇に淀みなく続く巧さも楽しめる。また大名としての生き残りを書く上で、本巻は大きな転換点になるのだろう。敵・味方の構図をハッキリさせることで別のステージが見えてきそう。長期シリーズならではの面白み。2020/11/19

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