双葉文庫<br> 足軽小頭仁義―三河雑兵心得

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双葉文庫
足軽小頭仁義―三河雑兵心得

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575670073
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

迫りくる甲斐の武田信玄との戦い。家康生涯最大のピンチ、三方ヶ原の戦いが幕を開ける。怯むな茂兵衛、ここが正念場! 戦国足軽出世物語、早くもクライマックスの第3巻!

内容説明

十年後に千石取りになれていなかったら首を差し出すと約定した茂兵衛。ひとまず足軽小頭に出世したものの、配下の足軽たちは一癖ある奴ばかりで頭が痛い。そんな新米小頭の悩みをよそに、事態は風雲急を告げていた。甲斐の武田信玄が三万もの軍勢で国境を越えて侵攻してきたのだ。破竹の勢いの武田軍を止めるべく、家康は要衝にある二俣城の死守を命じ、茂兵衛率いる足軽隊も籠城することに。人を従える立場となった茂兵衛は戦国最強の軍団にどう立ち向かうのか?戦国足軽出世物語、剣が峰に立つ第3弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

315
この巻から面白さが増してきた。前作からの綾乃との関わりが、ストーリーのフックとして上手く機能しており、茂兵衛に人間味が増して、思わず自分を重ねてしまいそうになる。有名な三方ヶ原の戦がメインで描かれ、そこに至る経緯に、徳川家の内情を織り込んで、説得力持たせることが出来ている。この作品の家康像はかなり好きかもしれない。この先、二作くらいかけて武田家滅亡が描かれると思われる。シリーズの一つの山場となってきそうなので、とても楽しみ。そういえば、まだ一度も秀吉が登場していないので、そこも楽しみの一つ。2022/07/27

ねこ

161
三河雑兵心得3巻。主人公の茂兵衛は徒侍になって10名の足軽の手下を任されている。そして年に25貫(250万円)の年収。足軽時代の3貫(30万円)とは雲泥の差。今回はニ俣城での籠城と三方ケ原の戦い。いずれも徳川側は負け戦だ。それでも茂兵衛は戦闘能力と知略と運と優しい性格に助けられ武功を上げる。部下の辰蔵や弟の丑松も大ケガも無く結果、それぞれが出世!茂兵衛は30人の弓足軽の副将で騎乗の身分となった。年収は75貫(750万円)で石高で150石。後、7年で1000石にならないと首が飛ぶ戒めは達成できるか?2022/09/26

みっちゃん

158
三方ヶ原の戦い。徳川が武田軍に大敗して、家康が命からがら逃げ出して馬上で脱糞しちゃって「これは味噌じゃ」ってうそぶいたとか、あの情けない顔の肖像画を自戒の為に描かせたとか、の曰くがある合戦だよね。この後もシリーズは続いていくのだから、茂兵衛は大丈夫だよね、と思いながら、でもよく生き延びてくれた。でも、多くの犠牲者が…散っていったひとたちへの茂兵衛の思い遣りに思わず涙目に。でも。善良な人間は生き残れない、出世できない、のか。このジレンマに彼はどう向き合うのか。2022/09/09

chiru

133
痛快な足軽の出世物語 第三弾だら!足軽小頭に抜擢された茂兵衛、失恋でやけを起こすも10名の槍足軽を指揮する立場まで出世した。ついに信玄vs家康、三方ヶ原の戦いの火蓋が切って落とされた!信長の援軍もむなしく完敗…。血で血を洗う壮絶な戦い、世話になった人との別れ、茂兵衛の切ない恋心、善四郎との出会い…と盛り沢山。家康といえば「苦労人」。でも本当の苦労人は血まみれ泥まみれになって、彼らの下で戦場を駆けずり回った足軽たち。「武田勢が退いたぞ!徳川は持ちこたえたがね!」精気を取り戻した三河雑兵、次が楽しみ♪2022/07/04

のり

109
戦国最強の呼び声高い武田軍。この圧倒的な戦略と知略。流石の家康も手を拱くばかりだ。足軽小頭に出世した「茂兵衛」も武田軍に舐められないよう奮闘するが…いつ何時死んでもおかしくない状況でも相変わらずお人好しの顔を覗かせる。弟の「丑松」も必死に自分を変えようと奮い起っている。それにしても「綾女」との縁があるのか?ないのか?様々な苦悩も重なる。2023/04/03

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