出版社内容情報
闇将軍との死闘で傷を負った岩倉の様子を目の当たりにした左近。必ず討ち果たすとの思いを強くし、小五郎に闇将軍の探索を命じるが、なかなか居所がつかめず焦りを募らせる。一方で、四谷忍町を舞台にした計画が頓挫した闇将軍は、七軒町の土地を買い占め、新たな闇の商いをはじめようと画策していた――。闇将軍と次期将軍、ついに激突! 葵一刀流が悪を斬る! 大人気時代小説シリーズ、刮目の第四弾!!
内容説明
闇将軍との死闘で岩倉が深手を負った。闇将軍の底知れぬ力に危機感を抱いた左近は、配下の小五郎たちに探索を命じるものの、なかなか尻尾をつかめず焦りを募らせる。一方、四谷忍町での闇商いの企てが頓挫した闇将軍は、七軒町を新たな舞台にした壮大な計画を進めていた―。次期将軍と闇将軍、ついに決戦の時来たる!葵一刀流が悪を斬る!大人気時代小説シリーズ、驚天動地の第四弾!!
著者等紹介
佐々木裕一[ササキユウイチ]
1967年広島県生まれ。『ネオ・ワールドウォー』(経済界)を2003年に発表し、以降、架空戦記を中心とした執筆活動に入る。2010年より活躍の舞台を時代小説に移行し、人気シリーズを数多く発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
101
浪人若さま 新見左近18作目「新・浪人若さま 新見左近」(第二期)4作目 2019.11発行。字の大きさは…大。 甲府藩主・徳川綱豊が、5代将軍・徳川綱吉の養嗣子となり江戸城西の丸に入る、あとの6代将軍・徳川家宣の若き日の逸話である。浪人新見左近を名乗り、秘剣葵一刀流でさまざまな悪党を成敗する。此度は、闇将軍が四谷忍町の土地を買い取り旅籠を作ろうとする。この旅籠で、遊女、賭博と禁じられている遊びをして金を儲けようとしたが…。【読後】いつも勧善懲悪で、スッキリして読んでいて気持ちがいいです。2020/01/30
らび
24
闇将軍の正体は。これまでどこにもいなかったかな、「何!こいつか!!」的なものは無く「だれ・・?」というところで何だか拍子抜けした。。これまでよりは緊迫した回でしたね。なんだかんだ言っても綱吉や柳沢まで市中へ下ることを許すまでもっていくのは凄い。2020/02/12
とく たま
6
無許可の博打場と遊廓を建てその利益で幕閣へ上り詰めようとする者、立退に立ち向い殺害される者達、正体の掴めぬ闇将軍の成敗はやっと終わるようだ。シリーズが巻ごと完結と思っていたので、ようやくという感じ^^; 六代将軍の市井でのカツヤクのお話ね!楽しめますわ!!!2024/01/11
さるお
0
左近もピンチに。恐るべき策略を破滅に追い込み、悪を排除できるか。葵一刀流が闇を裂く❗2023/02/09