出版社内容情報
元大目付で左近の附家老をしている又兵衛こと篠田山城守政頼に孫娘が生まれた。又兵衛は左近に暇を乞い孫を見に屋敷に戻るのだが、その途上、かつての同輩磯片佐内の娘真紀が質屋に飛び込むのを目撃する。思わぬ出来事に事情を案じた又兵衛は屋敷を訪ねるのだが、磯片家は思わぬ災難に見舞われていた――。
内容説明
米問屋のあるじばかりを狙った辻斬りが現れた。同じ下手人に斬られたと思しき旅の侍の骸も見つかり、市中を不安が覆う中、半月前に越後から来たという中年の夫婦が小五郎の煮売り屋に通いつめるようになる。人のよさそうな二人であったが、人知れず闇将軍のことを口にしていたのを知った左近は、小五郎に夫婦を調べるよう命じる―。葵一刀流が悪を斬る!大人気時代小説シリーズ、瞠目の第三弾!!
著者等紹介
佐々木裕一[ササキユウイチ]
1967年広島県生まれ。『ネオ・ワールドウォー』(経済界)を2003年に発表し、以降、架空戦記を中心とした執筆活動に入る。2010年より活躍の舞台を時代小説に移行し、人気シリーズを数多く発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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