出版社内容情報
坂岡 真[サカオカ シン]
著・文・その他
内容説明
浜町の為替両替商が押しこみに遭い、一家惨殺という陰惨な事件が起きた。北町奉行所内与力の長岡玄蕃により事件の顛末を知らされた蛙屋忠兵衛は賊である龍神一味を捜すよう命じられる。さっそく動きだした忠兵衛だが、訪れたさきで、島帰りとおぼしき入墨がはいった男のすがたを目にし―。帳尻屋に新たな仲間が登場!蔓延る悪に引導を渡す、闇の男たちの活躍を描く、大人気シリーズ、激動の第五弾!!
著者等紹介
坂岡真[サカオカシン]
1961年新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、11年の会社勤めを経て文筆の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
102
帳尻屋仕置「凶賊」5巻。闇の大物、八品商の元締め喜楽屋四郎兵衛があちこちで絡んできますね、黒石源八郎さんが新たに仲間に加わりましたが、さてさて次巻は大きな帳尻仕置があるのかな。2018/02/02
いつでも母さん
92
シリーズ5巻目。忠兵衛さんよ、八品商の元締め・喜楽屋四郎兵衛は闇をも束ねる大物ですよ・・たとえ人は五分と五分だと言ったって、どうにもこっちの気持ちが落ち着かないのよ。新たな仲間も今一つ魅力が・・(汗)そろそろ事が大きく動く気配を孕んで次を待つ。2017/09/24
ベルるるる
19
喜楽屋四郎兵衛という怖ろしい闇の元締めがひたひたと忠兵衛の近くに迫ってきて不穏な空気が漂っている。抜かずの又四郎に代わる新しい仲間の黒石源八郎登場。2019/05/03
ひさか
5
2017年7月双葉文庫刊。書下ろし。シリーズ5作目。3話の連作短編。小太刀の名手が、新メンバーに加わった。坂岡さんにしては、ストーリー展開が、冗長で、ぱっとしないシリーズ。これは、登場メンバー、特に忠兵衛のせいのように思える。2017/09/28
一五
3
使い手の仲間加わる。しかし喜楽屋と、対決する日は来るのか?2018/12/29