出版社内容情報
芝村凉也[シバムラ リョウヤ]
著・文・その他
内容説明
お神楽一家の賭場からの帰りに同道した左門は、数人の集団が武家を襲撃している場面に出くわす。目撃者を排除すべく、こちらに刃を向ける襲撃者たちをあっさり返り討ちにした左門だが、この深夜の刀争の背景に興味を覚え密かに調べを進める。一方、副頭目の轡田兵庫が左門に討たれ、活動に停滞を来していた赤鞘組も、捲土重来を期し、動き始める―。天下無双の無頼漢、三日日左門の活躍を描く、人気シリーズ第八弾!
著者等紹介
芝村凉也[シバムラリョウヤ]
1961年宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。二十数年のサラリーマン生活を経て著述活動に入る。2011年「返り忠兵衛江戸見聞」シリーズにてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kazukitti
2
ジェットストリームアタックかw それはともかく、赤鞘組の復活はよりえげつない爺頭目の復活という感じなのはともかく、明らかに黒幕の老中ですら持て余してる感アリアリなんで、クライマックスが爺ブッコロ&黒幕失脚くらいまでの流れなのかしらね。今巻は巻き込まれの大名のお家騒動でひと稼ぎと洒落込みたいところが、爺の介入で獲物かっ攫われてまんまでしてやられた上に、面白コンビニにも不戦敗で、いいところなし。お家騒動で知り合った先生と不和にならずが救いかな。巻き返しを図る無頼魂は未だ健在でw2019/06/26
ニッキー
2
殿尾藩弦田家の跡目相続のお家騒動に、三日日左門が巻き込まれ、自らも首を突っ込むが、事件は思わぬ赤鞘組の頭目の横槍で意外な解決をみる。 この頭目の手下、前助、後助の二枚槍には、流石の左門も危うし! と言う所で難を逃れ次回作に続く。 この作家は、前作の返り忠兵衛の時から、サクサクと読みづらい書き方をする。2017/07/07
シーナス
0
このシリーズ最初はすらすら読めたのにだんだんスムーズに読めなくなってきた。自分の調子がわるいのか、それとも本のトーンが悪くなっているのか? 2018/05/16