出版社内容情報
風野真知雄[カゼノ マチオ]
著・文・その他
内容説明
桃子を背負って街を歩いているところを、義理の叔父に見られてしまった愛坂桃太郎。しかも、その叔父はかわうそ長屋までやってきて、桃太郎が何かと芸者の珠子母娘の世話を焼く一部始終を観察していた。このままでは、妻の千賀にすべてを知られてしまうと焦る桃太郎は、叔父が奇妙な事件に巻き込まれたのをきっかけに、一計を案じ、危機を回避しようと躍起になる。大人気シリーズ第五弾!
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年生まれ。93年に「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞受賞。主な著書に『沙羅沙羅越え』(第21回中山義秀文学賞受賞作)などの著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
108
わるじい秘剣帖「なかないで」5巻。緊迫感や緊張感が無くてのんびりゆるゆるとして、桃太郎と桃子ほのぼのとして良いですね。2017/10/04
タツ フカガワ
54
シリーズ5作目。愛坂桃太郎が住む長屋に全五郎という男が引っ越してきた。この男、どんななまくら包丁も名刀のような切れ味にするという伝説の研ぎ師。が、全五郎が売るのは切れない包丁だった……という「切れない屋」が面白かった。前作の「秘剣渡辺」に続き、今回朝比奈留三郎が編み出したのは「秘剣爺いの光」。そのトホホぶりが密かな楽しみになりつつあります。2024/09/10
kei302
39
するりと読めておもしろい。なかなかの名作揃いのシリーズ第五弾。「訳ありの名刀」が特によかったけど、他の三作も、孫の桃子の生育環境を整えたい桃さんが活躍。前作のラストで、「もうここには来ないで」と珠子さんから言われたけど、なし崩し的に話は進んでいたので安心した。 2020/06/29
はにこ
34
厄介な叔父の依頼をこなし思わぬ収入。越後屋からの収入は有難いけど、なかなか嫌がらせのしっぽが掴めない。桃子は赤ちゃんなのに縁談が来る人気者だし、珠子もあちらこちらからお声がかかるしで、桃太郎も安心できませんな。光明の剣、笑わせてもらった。2020/11/02
み
32
さくさくと♪朝比奈さんが変わりなく良かった(^o^)リタイア後に遊んでくれる友人が欲しいな、あの二人が羨ましい。お話の嫌がらせは誰なんでしょ、読み進めます。2016/12/26