出版社内容情報
安芸 宗一郎[アキ ソウイチロウ]
著・文・その他
内容説明
縁切りを祈願する叶稲荷の赤い願い文に、金蔵とともに暮らす千登勢の殺害依頼が認められていた。同じ頃、白金の貸し本屋「一風堂」に向かった千登勢が行方知れずになってしまう。千登勢の無事を願い、その足取りを追う金蔵らは、事の背後に贋金作りの陰謀を嗅ぎつける。そして金蔵らの目の前に再び幽霊船が姿を現した―。気鋭の作家が描く新感覚時代小説、シリーズ第三弾。
著者等紹介
安芸宗一郎[アキソウイチロウ]
1956年、東京生まれ。日本料理専門雑誌の編集を経て文芸誌の編集者になる。その後、独立して広告業界に転身し、コピーライター及びプロデューサーとして企業のPRに従事。現在はフリーライター兼編集の傍ら小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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