出版社内容情報
芝村 凉也[シバムラ リョウヤ]
著・文・その他
内容説明
左門によって己が企てを立て続けに阻まれていた赤鞘組の小頭、猿橋市之丞は、副頭目の轡田兵庫の来訪を受け、組織への上納金が減っていることを咎められる。轡田の苛烈な制裁を懼れた猿橋は、左門と懇意にしているお神楽一家の縄張りを奪うべく、策を講じるが―。左門の業を凌駕する、最強の敵が姿を現す!空前絶後の無頼漢、三日日左門の活躍を描く、圧巻のシリーズ第三弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kazukitti
2
前回崩れた三竦みの脳筋組はそのまま終了、失脚したもう一方の頭脳派の方から更なる大物とのバトルの展開が拡大。今回はその前哨戦で、その大物の片腕とのバトルが山場。大物とのバトルは持ち越し。順調に話が大きくなってく感じはジャンプっぽいw ただ、現状主人公が今以上の成長がなさそうなんで、その辺をどうなるかってのは気になるね。頭脳戦てほどではなくて、無頼故の奇策ってほどではないので、アカギでもジョジョでもない緊迫感が欠けるのは、魅力的ではなってもドラマ面はともかく、ストーリー展開に主人公の性格が合ってないのかな。2019/05/31
poefan
1
今回も面白かった。「忠兵衛」から始まって「半四郎」「左門」とすべて読んできたが波長が合うというのかすべて面白かった。凄く丁寧に描かれている印象があるからだろうか。2015/10/19