出版社内容情報
護国寺参りの帰り、母親の田津とともに小日向東古川町を通りかかった南町奉行所同心樺山富士太郎は、突然、この近くで湯瀬直之進の亡骸が見つかったと浪人姿の男に声をかけられた。動転した富士太郎は、直之進の女房おきくに知らせてほしいと田津に頼み、浪人とともに現場に向かう。一方直之進の長屋を訪ねた田津は、そこに直之進の姿を認め……。
内容説明
母の田津と護国寺に参詣した帰り途、頭巾を被った侍に声をかけられた定廻り同心樺山富士太郎は、湯瀬直之進の亡骸が見つかったと告げられ驚愕する。だが、急を知らせに小日向東古川町の長屋に走った田津の前に現れたのは、当の直之進だった。忽然と姿を消した富士太郎の行方を追う直之進と中間の珠吉。富士太郎を誘き出した謎の侍の狙いは何なのか、そしてその正体とは!?人気書き下ろしシリーズ第三十一弾。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。1999年、『駿府に吹く風』(刊行に際して『義元謀殺』に改題)で第一回角川春樹小説賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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