内容説明
生まれたばかりの赤ちゃんがさらわれる事件が、日本橋界隈で相次いだ。さっそく探索に乗り出した竜之助だが、今度は先輩同心の赤ちゃんまでさらわれてしまう。いったい誰が、何のために?さらわれた赤ちゃんの身元を調べるうちに、竜之助はある“共通点”に気づき…。大好評「新・若さま同心」シリーズ第六弾。
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教種学法学部卒業。93年『黒牛と妖怪』で第17回歴史文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベルるるる
24
与力の高田の舌がすごい!同心の戸山の妻は薩摩出身と、お雑煮の出汁でわかる!2016/08/21
こおり
11
新・若さま同心(6) 安定の面白さ!今回は赤ちゃん(人間、猫、牛)が随所で登場。謎解きの面白さもさることながら、竜之助とやよいの未来を感じさせるシーンがてんこ盛りでニヤニヤの連続でした~。ごっつあんです(*´∀`)2014/04/29
rakim
10
前シリーズはちょっと重いシチュエーションもありましたが、お気楽捕物帳としたら今シリーズのほうが気楽かも・・です。若様だからこその「裏ワザ」を時々出してくれるともっと面白いのじゃないかな。竜之助が真っ直ぐで爽やかなシリーズ。2014/05/25
kazukitti
8
本編の3巻あたりの話だったのか。本編だと柳生絡みでの話がどんどんシリアスになっていくワケだから、若様の同心ごっこもそろそろ終了か。外伝の方が長いのもアレだからそんなものかもしれないけど、このお気楽な感じにも慣れてきた感もあるので、いっそ明治編やってもいいんじゃないかと思ったり。明治編だとお熊がいるんで、モテモテっぷりも竜之助の性格考えればあんまし描写出来なくなるワケだけど、本編だとこの時点ではまだまだお佐紀ともって感じもあったはずだから、微笑ましくもあるけどやよいデレデレモードに若干違和感あるのかなw2015/02/25
蕭白
8
最初はどんな展開になるのかとおもったけれど・・・。いいオチでした。2014/06/13